クルマの「左寄せ」が「怖い…」! 苦手な人に朗報! 車両感覚つかむ「画期的な方法」とは

下手でもOK!? 車両感覚が身につく「画期的な方法」とは

 車両感覚について、ホンダでは次の方法で覚えると良いと公式サイトなどで呼びかけています。

 キーとなるのは「5つのライン」を覚えることです。

駐車するとき「曲がってしまう」というアナタ! 「5つのライン」を覚えてきれいに停めましょう[画像はイメージです]
駐車するとき「曲がってしまう」というアナタ! 「5つのライン」を覚えてきれいに停めましょう[画像はイメージです]

 5つのラインとは、フロントバンパーの前端ライン(横方向)と、4輪あるタイヤそれぞれの中心から、前方にタイヤと水平に伸ばした縦方向と、それと垂直に横方向に延ばした延長線のこと。

 これが運転席に正しく座った状態でどのように見えるのかを覚えておくことで、車両感覚が身につくのだといいます。

 見え方は車種やドライバーの体格によって違ってきますが、たとえばフロントバンパーの前端ラインは、運転席からはおおよそ運転席側のドアミラーの根元あたりに見えることが多いです。

 これを覚えておくことで、いざというとき、「イチかバチか」で「えいや!」とクルマを操作するような危険なこともなくなります。

 特に苦手な人が多い左側に関してはどうでしょう。

 左前輪の縦方向の延長線は、運転席からみて、ボンネットの中心あたりに見えることが多いです。

 同じように、左後輪の横方向の延長線は、左側の助手席と後席との間の柱(Bピラー、センターピラー)のあたりに見えることが多いです。

 この感覚を覚えておけば、運転席からは見えないタイヤでも、いまおおよそどの位置にタイヤがあるのかがわかるため、クルマを左寄せする際の目安とすることができるのです。

 安全をじゅうぶんに確保したうえで、駐車場の白線などを基準にして確認してみるのもオススメです。

 クルマから降りて位置関係を確かめてみると、より理解が深まるでしょう。

※ ※ ※

 5つのラインの覚え方としては、「ドアミラーの根元」、「Bピラーの下」、「トリム部品の継ぎ目」など、そのクルマにある部位で覚えておくと便利です。

 慣れるまでは“ふせん”などで目印をつけておくというのもひとつの手。

 クルマを寄せるのが苦手、という人はぜひやってみてください。

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Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎

お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」

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