日産が「フェアレディZ “SUV”」を実車公開! 美しすぎる「Z “5ドア仕様”」が超カッコイイ! “手作りボディ”の「フェアレディ マーチ」も披露! ニスフェスで展示実施
日産京都自動車大学校は富士スピードウェイで開催の「NISMO FESTIVAL」に、カスタムカー「Fairlady X」を展示しました。どのようなクルマなのでしょうか。
斬新「フェアレディZ SUV」を披露!
日産自動車大学校は、2024年12月1日に富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された「NISMO FESTIVAL」に、オリジナルカスタムカー「Fairlady X(フェアレディX)」を展示しました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。
NISMO FESTIVALは日産とNISMOファンが一同に介するイベントです。2024年の今年は、NISMOブランドが創立して40周年を迎えた記念すべき年で、豪華なイベントが多数用意されました。
特に、1985年に全日本ラリー選手権チャンピオンを獲得し、レストアが行われた「フェアレディZ 300ZX」(ドライバー和田孝夫氏)、「リーボックスカイライン」(ドライバー長谷見昌弘氏)、「カルソニックスカイライン」(ドライバー星野一義氏)などの歴史的なレーシングマシンがフォーメーションラップを行っています。
さらに、限定グッズの販売やトークショー、NISMOブランドを展開するNMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)の「AUTECH」コラボブースなども登場。2万8500人の来場者を記録し、にぎわいを見せました。
日産自動車大学校もブースを出展し、学生がカスタマイズ製作を担当し、「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」などで披露しているオリジナルカスタムカー2台の展示も行いました。
その1台が京都校の自動車整備・カスタマイズ科が手掛けたフェアレディX。日産のミディアムSUV「ムラーノ(Z52型)」をベースに、現行型「フェアレディZ(RZ34型)」のフロントフェイスを移植したものでsy。
2023年1月の東京オートサロン2023で初公開されたもので、コンセプトは『優雅で豊かな人生」。「世の中のすべてのお父さんに捧げたい」という思いで製作したといいます。
ヘッドライトやスクエアなグリルは、発表当時に初代からオマージュされたと話題になった現行フェアレディZと同じデザインで、ピラー上部がブラックアウトされた、オレンジ2トーンのカラーリングなどもフェアレディZと同様。
テールランプもフェアレディZの灯体が移植され、ダックテール形状のテールゲートスポイラーやクオーターに備わる「Z」のエンブレムもそのままで、まさに「フェアレディZ SUV」と呼べる仕上がりです。
一方、SUVらしい分厚いボンネットやたくましいボディサイドなどはムラーノらしい雰囲気を感じさせます。
東京オートサロン2023会場で、フェアレディXを製作した学生は当時次のように話していました。
「フェアレディZのSUV化が決まったときにフェアレディZの横幅などに合うサイズのベース車両候補としてムラーノが上がりました。
大変だったのは造形です。フェアレディZとムラーノでは当然体高もボディラインも違うためフェンダーの形状や体高を合わせるのにクラスのメンバーで必死に考えました」
また、コンパクトカー「マーチ(K11型)」をベースに、フェアレディZの前身で2ドアオープンスポーツカーの「ダットサン フェアレディ(SR311)」のデザインを取り入れた「I’m march」も登場しました。
日産自動車大学校ブースではさらに、タイヤ脱着ができる「メカニック体験コーナー」やオリジナルグッズのプレゼントコーナーなど、世代を問わず楽しめるイベントが用意されました。
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