レクサスの「“和製”スーパーカー」がスゴすぎる! 名車「LFA」後継の噂も!? 超カッコイイ「エレクトリファイドスポーツ」市販化なるか!
オーストラリアに現れた「LFA」後継モデルの正体とは!?
前述したように、再び赤字覚悟の開発がトヨタの重荷になり、後継車は出ないだろうと思われていました。
しかし、2023年11月上旬開催された「メルボルンカップ・カーニバル」で、レクサスのオーストラリア法人が「Electrified Sport Concept(エレクトリファイド スポーツ コンセプト)」の実車を展示し、世界中で大きな反響を集めました。
エレクトリファイドスポーツは、その車名が示すとおりのBEV(電気自動車)で、レクサスブランドの電動化戦略のひとつを示すコンセプトカーでした。
デザインは、カリフォルニアのデザイン施設「CALTY(キャルティ)」で行われ、超ロングノーズの印象的なボディが特徴的です。
ただレクサスのデザイン言語となっている「スピンドルグリル」が採用されておらず、これまでとは全く違う次世代のクルマであることを暗示していたのかもしれません。
バッテリーは、トヨタが開発中の全固体電池を採用して、0-96km/h加速2秒台前半のタイムで走り、航続距離は430マイル(約692km)を超えるスペックとなることが想定されていました。
駆動方式は、電動パワートレイン用の「DIRECT4」を採用する電子制御四輪駆動で、ハンドルと前輪は機械的な接続がない「ステアバイワイヤシステム」を導入するなど、スーパーカーたる性能を誇る技術が盛り込まれるようでした。
また、BEV用のマニュアルトランスミッションが搭載される可能性も示唆され、シフトチェンジの際に、プログラムが生成した走行サウンドを変化させる機能も採用する方向とのこと。
もしやLFAのV10エンジンのサウンドが電気的に再現されるかもしれないと、話題になりました。
EVでもMTを採用するというところも、セミATを搭載したLFAを強く意識していると思われます。
メルボルンでの展示の際には、エレクトリファイドスポーツの市販化についての情報はありませんでした。
LFA後継車の動向に注目が集まり続けています。
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