カワサキが「新型モデル」発売日延期! 17年ぶりに復活のはずが…!? 唯一のトレッキングバイク「KLX230シェルパ」とは

カワサキは2024年11月25日、トレッキングバイクの新型「KLX230シェルパ」に関して発売日延期を発表しました。

嬉しいサプライズから一転悲しいサプライズが!?

 カワサキは2024年11月27日に販売を予定していたマルチパーパスモデル 新型「KLX230シェルパ」の発売延期を発表しました。
 
 海外ですでに先行発売されたKLX230 S/Mが今秋日本に導入されるというアナウンスはされていましたがKLX230シェルパの導入は11月8日に突如アナウンスされ、現在国内モデルのトレッキングバイクカテゴリー復活という嬉しいサプライズに注目が集まっていました。

カワサキ新型「KLX230シェルパ」
カワサキ新型「KLX230シェルパ」

 今回発表された内容では、延期理由について「諸事情」とされており、詳細は不明です。

 新たな販売日については決定次第アナウンスされるので今後の発表に注目です。

 なお、同日発売が予定されていたKLX230、KLX230Sについては予定通り販売が開始されました。

 新型KLXシェルパは、「シェルパ」という名を冠していますがKLX230をベースにトレッキング仕様に仕上げられたモデルです。

 先代のスーパーシェルパとは形を変えての復活となりましたがより日常生活で乗りたくなるような仕上がりに感じます。

 KLX230が持つオフロード性能を受け継ぎつつ、自然にも街にも馴染むようなデザインにまとめられています。

 近年人気の高まりを見せている“アウトドアギア”を彷彿とさせるデザインと配色がモダンな印象です。

 フレーム構造は、ペリメター構造のセミダブルクレードルを採用し、軽さと高剛性の両立を実現させています。

 フロントにインナーチューブ径37mmのテレスコピックサスペンション、リアはプリロード調整が可能なニューユニトラックサスペンションを採用。

 いずれも200mmと223mmのホイールトラベルを確保し、マルチパーパスとしての悪路走破性を高めるべく最低地上高は240mmを確保。

 ホイールは、フロント21インチ、リア18インチの大径を装備し、高い走破性を持ちます。

 シート高は845mmに抑えられ、ライダーの体格を選ばず高いポテンシャルを発揮することが可能。

 装備面は、スタックバー、ハンドガード、アルミ製スキッドプレートを備えています。

 パワーユニットは、最高出力18馬力・最大トルク1.9kgf・mを発揮する、232ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。

 燃費性能は、WMTCモードで34.7Km/L(1人乗り時)。

 機能面では、ライダーが任意で切り替えられるABSを標準装備し、視認性が良い液晶ディスプレイインストゥルメントを採用しています。

 先進機能として、Bluetooth接続することで車両の様々な情報にアクセスできるカワサキコネクトが搭載されています。

 新型KLX230シェルパの車両価格(消費税込)は、63万8000円。最大乗車定員は2名です。

 また、キャリアやエンジンガードなど、機能性をさらに向上させる純正アクセサリーも用意されています。

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