Movistar Yamaha MotoGPが2018シーズンのチーム体制を発表 MotoGP世界選手権
二人のライダー共に新しいシーズンに向け準備万端
昨シーズンランキング5位のバレンティーノ・ロッシ選手は、「すばらしい一日を過ごすことができました。プレゼンテーションは、私自身にとってもいつも特別なものです。
新しいカラーリングのマシンと対面し、とてもワクワクしてくるからです。オフシーズンの間もYZR-M1に乗りたいと思い続けてきましたが、今はすぐにでも乗りたい気持ちです。しかし、それもあと数日の我慢。シーズンのスタートを心から待ち望んでいます。
昨年は優勝1回と表彰台6回を獲得しましたが、怪我やトラブルもありました。
Movistarとの5年目のシーズンは、記憶に残るすばらしいものにするためにベストを尽くします。そのためにもセパンでのテストは非常に重要です。少しでも早くよい感触をつかみたいと思います」(バレンティーノ・ロッシ選手)
移籍1年目でシリーズランキング3位のマーベリック・ビニャーレス選手は、「2ヶ月以上も待ち続け、ようやく新シーズンを迎えることができます。
シーズンのスタートに照準を合わせてしっかり準備を重ねてきたので、YZR-M1に乗ることがとても楽しみです。デザインが新しくなり、ロゴも変わったマシンはとても新鮮です。
昨年は絶好のスタートを切ってランキング3位を獲得することができましたが、今年は昨年を上回る成績を残したいと思っています。
すばらしいチームに支えられているため、毎回、勝利を目指し、最終的にチャンピオンを狙うことも自然なことと考えています。
しかしそのためには、毎回のセッションを充実させ、常に全力で取り組んでいかなければなりません。
数日後には、2017年の最終テストを行ったセパンで、2018年型マシンをテストすることになります。
エンジンをスタートさせて新しいマシンの音を聞くのは特別な気分です。よいシーズンになるよう楽しみにしています」(マーベリック・ビニャーレス選手)
さらにヤマハ発動機は、マーベリック・ビニャーレス選手と2020年まで契約を延長すると発表しました。
「ヤマハと2年間の契約更新が決定し、とても喜ばしく思います。早々にこのような発表ができたことは、私にとっても、チームにとってもすばらしいことです。
これからの3年間もYZR-M1に乗ることが決まったので、心を落ち着けレースに集中することができます。この1年間、チームとヤマハには絶大の信頼を置いてきましたが、ヤマハも同じ気持ちでいてくれたことがうれしいです。
ヤマハの信頼と、いつも私たちを支えてくれるファンの皆さんに心から感謝します。
昨年以上のすばらしいシーズンになるよう、これからもヤマハとともに全力で取り組みます」とマーベリック・ビニャーレス選手は語りました。
昨シーズンは、チーム、コンストラクターズ、ライダーの3冠をホンダが獲得し後塵を配したヤマハ、今シーズンの巻き返しに期待したいですね。
【了】