「原付き区分が変わりますが、時速30km規制を撤廃するほうが先では無いですか?」 新基準に反響多数! 何が変わる? めちゃ複雑で「取り締まり」も煩雑になるのでは?

新基準原付、注意したいのが交通ルール、何が変わる? ユーザーからの反響は?

 上記を踏まえると新基準原付は従来の原付よりも運転しやすくなることが想定されますが、利用する際に注意したいのが交通ルールです。

 新基準原付には「二段階右折」や「法定速度時速30キロ」など従来の原付のルールが適用されるため、その点は理解しておく必要があるといえるでしょう。

 そんな新基準原付に関してSNS上では「免許区分の見直しより、原付の時速30キロ規制を撤廃する方が先では?」といった声や「(最高出力を制御している)リミッターを外す違法改造をする人が出てきそう」など懸念の声も聞かれます。

 警察庁の有識者検討会においては、リミッターの不正改造防止措置を講じることや新基準原付が外見から識別できるような手段を検討することなどが議論されており、2025年4月までに詳細な方策が明らかになるものとみられます。

複雑な法改正で色々なことがややこしくなる?
複雑な法改正で色々なことがややこしくなる?

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 なお今後の排出ガス規制の強化を受け、バイクメーカーのホンダとスズキは「投資をしても採算が取れない」「新たな排出ガス規制をクリアするエンジンの開発は難しい」などとして、従来の原付バイクの生産を終了する見通しです。

 2024年11月1日には、長年バイクユーザーに親しまれてきたスーパーカブ(総排気量50cc以下のタイプ)が2025年5月をめどに生産終了と報じられ、惜しむ声も多数寄せられています。

 バイクメーカー各社は「新基準原付」として、現在販売している125cc以下のバイクの最高出力を抑えた商品などを開発する予定であり、どのような商品ラインナップが公表されるのか注目が集まっています。

【画像】「えぇぇぇぇ!」これが複雑な「原付新基準」です(11枚)

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