トヨタ新型「カローラ“クロス”」登場! “レクサス”級に超カッコイイ! タイで発表の“斬新フェイス”が日本にやってくるのは「いつ」なのか
日本仕様は独自の発展を遂げる可能性も!?
もともとカローラクロスはデビュー時から、タイを皮切りに導入国を拡大していく計画と発表されていたモデルでした。
発売開始のタイミングも、タイが2020年7月に発売となったのに対し日本は2021年9月と、1年2ヶ月ほど遅れていました。
![こちらも日本にはない! 「GRスポーツ」仕様の新型「カローラクロス」[タイ仕様]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2025/10/20241029_TOYOTA_Corolla_CROSS_Thailand_002.jpg?v=1730200465)
そのため、日本仕様のカローラクロスのマイナーチェンジも、1年遅れの2025年3月には実施されるのではと思われます。
また東南アジア向けカローラクロスは、タイのトヨタ・モーター・タイランドで生産されていますが、日本向けは愛知県の高岡工場で生産されているほか、日本独自のデザインを採用しているのも特徴です。
マイナーチェンジ版についても、グリルやバンパーデザインは、さらに別のものへと進化させてくる可能性も高そうです。
ただ国内のトヨタは、タイのトヨタよりもクロスオーバーSUVのラインアップが多めです。
コンパクトモデルから順に「ライズ」「ヤリスクロス」「RAV4」「ハリアー」「ランドクルーザー250」「ランドクルーザー300」、さらにレクサスブランドの「LBX」「UX」「NX」「RX」「GX」「LX」まで入れたら、もはや軽自動車枠しか隙間がない状況。
そのためアップデートできる内容が少ないならば、急いでマイナーチェンジをする必要はなく、さらに1年先送りをして、パワートレイン改良などのビッグマイナーチェンジにまとめてくるという可能性も考えられます。
※ ※ ※
国内トヨタのSUVラインアップの中で、飛び抜けて売れているのがライズとヤリスクロス、そしてこのカローラクロスです。
いわば「放っておいても売れ続ける」カローラクロスにどのような一手を打ってくるのか、トヨタの作戦が楽しみです。
Writer: 吉川 賢一
日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど






























































