スバル新型「“すごい”4ドアセダン」初公開! 約680馬力の2リッター「水平対向4気筒ターボ」搭載! 漆黒の最速マシン「プロジェクト ミッドナイト」米国で登場
2024年10月8日、スバルの米国法人はスポーツセダン「WRX」をベースにした「PROJECT MIDNIGHT(プロジェクト ミッドナイト)」を米国で初公開しました。
米国デビューで早くも初優勝!
スバルの米国法人は2024年10月8日、スポーツセダン「WRX」をベースにした「PROJECT MIDNIGHT(プロジェクト ミッドナイト)」を米国で初公開しました。
同車は7月に英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で世界デビューを果たしたモンスターマシンです。
プロジェクト ミッドナイトは、以前のジムカーナカー「エアスレイヤー」の記録的な成功から生まれたスペシャルモデルで、スバル・モータースポーツUSA史上もっとも速いマシンに仕上げられているといいます。
ベースとなるのはスバルのスポーツセダン「WRX(現行モデル)」。
舗装路(ターマック)でのスピードに特化し、カーボンファイバー製のボディと軽量化が施されたシャシを採用。車両重量2469ポンド(約1120kg)という圧倒的な軽さを実現しています。
パワーユニットには、最高出力670hp(約680馬力)、最大トルク680lb-ft(約921Nm)を発生する2リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、AWD(四輪駆動)と組み合わせます。
ボンネット出口に設けられた排気口から炎を吐き出す仕様になっているというから驚きます。
外観は、つや消しブラックのボディやボディサイドやルーフに施された黒い六連星のステッカー、特大サイズのウイングなどで構成され、迫力のある外観を実現。
ターマック用のサスペンション・ジオメトリーを採用し、18×11インチのOZレーシング・スーパーツーリズモLMPとヨコハマ製「ADVAN」スリックタイヤ(280/650R18)を装着します。
そんなプロジェクト ミッドナイトは、ソノマ・レースウェイで開催されたモータースポーツイベント「ヴェロシティ・インビテーショナル」において米国デビューしました。
現地では「グローバル・タイムアタック」と「ヒルクライム」の2競技に参戦し、ともに優勝を果たしています。
プロジェクト ミッドナイトでヒルクライムに参戦した元F1ドライバーのスコット・スピードは、次のように話します。
「(優勝タイム1分29秒856は)かなりすごいことだ。今朝のコースは最高だったし、僕らもとてもうまくやれた。
僕たちにとって、ヴェロシティ・インビテーショナルは大成功だった」
なおスバルの米国法人によると、プロジェクト ミッドナイトについて「謎のマシンが次にどこに現れるかは誰にもわかりません」としており、今後も公開する予定があることを示唆しました。
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