“ピカッと光る”「オービス」事前に知る方法は? 「予告看板」ない場合もアリってマジ!? 様々な「速度取締り」把握手段とは
一般道や高速を走っていると神出鬼没に現れる印象の通称「オービス」ですが、設置を事前に知る方法があるといいます。複数あるその情報取得方法について紹介します。
オービスにもさまざまなタイプが存在する
速度超過を取り締まる機器、通称「オービス」は、神出鬼没に現れる印象があります。
しかし実はその情報を事前に知る方法がいくつかあります。
そもそも交通規則は遵守すべきもので、スピード違反はあってはならぬものです。
しかし安全運転に努めていたとしても、周囲の流れに乗って走っていたところ「ついうっかり速度超過になってしまった」という経験をお持ちのひとも少なくないでしょう。
速度取締り機器を指す「オービス」とは、正しくは米国「ボーイング社」および同社の特許権・製造販売権を取得した「東京航空計器株式会社」が製造する車両速度計測器の商標名のことをいいます。
また、英語表記は「Orbis」で「眼」という意味をもっています。日本の警察や公安委員会などでは「自動速度違反取締装置」と呼んでいます。
オービスは、高速道路や一般幹線道路を中心に設置される「固定式」と、可搬式車両速度計測器を用いた「移動式」、その中間となる「半固定式」の3タイプがあります。
自動で撮影する機器は目立ちにくく、気付いた時には通過していることもあるでしょう。
なかでも、可搬式の機器を用いてスピード違反の取締りをおこなうスタイルは、「ネズミ捕り」という俗語とともに広く知られているものです。
その語源について、警察内部で“隠語”として使っていたという説もありますが、真相は定かではありません。
計測器の先で待機する警察官により違反車両の停止が指示され、その場ですみやかに違反キップに署名・捺印ないしは指紋押捺を行うため、SNSなどではこれを「サイン会場」という俗語で呼んでいる人も見かけます。
このオービスやネズミ捕りでの取締りを事前に知るための方法が、実質「公式」に存在していることはご存じでしょうか。