“ピカッと光る”「オービス」事前に知る方法は? 「予告看板」ない場合もアリってマジ!? 様々な「速度取締り」把握手段とは

速度違反取締りはアプリや警察署のウェブサイトで確認可能だ

 予告看板なしの移動式オービスについては、スマホアプリで確認する方法があります。

 たとえば、有限会社パソヤが開発した「オービスガイド」というアプリでは、走行中に移動式オービスが設置されて“いた”場所を事前に知らせてくれる機能を提供しています。

 この機能は「Yahoo!カーナビ」アプリの有料版にも採用されています。

通称「ネズミ捕り」などの取り締まり情報は事前に警察署のウェブサイトで公開されていることが多いです[画像はイメージです]
通称「ネズミ捕り」などの取り締まり情報は事前に警察署のウェブサイトで公開されていることが多いです[画像はイメージです]

 この機能は、過去に移動式・半固定式オービスが設置されていた情報を元にドライバーに通知するもので、実際に存在するものを知らせるものではありませんが、法定速度内での走行を促す手段としては有効です。

 また、いわゆる“ネズミ捕り”にも同様に対応しています。

 なおこうした場所を変えておこなう取締りについては、警察署のウェブサイト上に毎月どこで行うのかを公開しています。

 取締りを行う日時や場所の詳細までは掲載されていないことが多いですが、おおむねどの道で行われるのかは特定できます。

 筆者は以前、警察になぜ速度取締りの予告看板や情報公開をしているのかを尋ねたことがあります。

 その回答は「速度取締りを行う場所は、交通事故が多いところ。違反者を捕まえて罰金を取ることが目的ではなく、事故撲滅を目指している」とのことでした。

 速度取締りに対して「レーダー探知機」も完全ではないものの有効なツールとして広く認識されています。

 ただあらためて確認しておきたいのは、どんなモノや情報もスピードを出すためのものではなく、安全運転のために用いるべきツールだということです。

【画像】「えっ…!」 これが道路上にある「謎のカメラ」です(30枚以上)

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