スズキ新型「“3列7人乗り”ミニバン」がスゴイ! 「全長4.3m級」ボディ&“精悍エアロ”がカッコイイ! 「MT設定」もあるスポーティな「エルティガ」とは?

スズキはトヨタ「ノア」のOEM供給を受けたミニバン「ランディ」を日本で販売していますが、世界にはスズキ自社製のミニバンが存在します。一体どのようなクルマなのでしょうか。

スズキ自社製のコンパクトミニバンとは?

 スズキは、日本で軽自動車をメインに幅広いラインナップを展開しています。
 
 ミニバンではトヨタ「ノア」のOEM供給を受けたミニバン「ランディ」を販売していますが、世界にはスズキ自社製のミニバンが存在します。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

スポーティなエアロ仕様もある、スズキ自社製の「ミニバン」とは?
スポーティなエアロ仕様もある、スズキ自社製の「ミニバン」とは?

 そのクルマとは「エルティガ」です。

 エルティガは、インドネシアとインドで生産されている多目的車(MPV)で、2012年に初代がデビューし、2018年には現行モデルとなる2代目が登場しました。

 日本未発売ですが、海外では東南アジア、南アフリカなど幅広い地域で展開されており、なかでもインドネシアをはじめとするアジア全域で人気を集めています。

 ボディサイズは全長4395mm×全幅1735mm×全高1690mmで、ランディ(全長4695mm×全幅1730mm×全高1845mm)と比較しても、ひと回りほど小さなサイズ感です。

 シートレイアウトは2列目シートが3人掛け、3列目シートが2人掛けの2-3-2配置で、最大7人が乗車可能となっており、ファミリーカーとしての利便性も兼ね備えています。

 また、リアドアはスライド式ではなくヒンジ式を採用しており、これによりコスト削減や車両剛性の向上に寄与しています。

 パワーユニットは1.5リッターガソリンエンジンと1.5リッターハイブリッドエンジンの2種類がラインナップされており、経済性とパフォーマンスのバランスが取れた設計です。

 特にハイブリッドモデルは、エコ性能を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢で、長距離ドライブや日常の使用でもランニングコストを抑えられる点が大きな強みとなっています。

 これにトランスミッションは4速AT(インド仕様は6速AT)または5速MTから選択可能です。

 さらに、インドネシアで2024年5月に発売された「エルティガ クルーズ」は、1.5リッターハイブリッドモデルのエアロ仕様として新たに登場しました。

 このモデルは、フロントガーニッシュバンパーやスポイラーなど、外観をよりスポーティに仕上げた専用のパーツを装備しています。

 フロントスポイラーやリアアッパースポイラー、デュアルトーンのアルミホイールが標準装備されており、従来の「エルティガ スポーツ」と比較して、押し出し感をさらに強調。

 また、パールホワイトのボディカラーを選択すると、ピラーやルーフがブラックに塗装されツートーン仕上げが施されるなど、エレガントさもプラスされています。

 価格は、MT車が約3億100万ルピア(約290万600円)、AT車が3億1300万ルピア(約301万6300円)で、ツートーンカラー仕様は追加料金として約17万円が必要です。

 手頃な価格帯でありながらエアロパーツを装備したことで、スポーティかつ高級感のあるデザインが楽しめるモデルとなっています。

 このように、スズキのエルティガはファミリー層や実用性重視のユーザーに向けたクルマとして、機能性とコストパフォーマンスを追求しつつ、スポーティでエレガントなデザインも取り入れることで、多様なニーズに応えることができるモデルです。

 今後もアジア市場を中心に、その存在感をさらに高めていくことが期待されます。

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1件のコメント

  1. いい加減に日本向けの記事だけにしませんか?
    鬱陶しい!

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