カワサキ斬新「ニンジャ」実車展示! 軽量ボディ&「爆速ブースト機能」搭載! メーカー初の「画期的ユニット」採用の「ニンジャ e-1」登場! JMS2024にて実演も ⁉

カワサキは、2024年10月15日から18日まで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」にて、カワサキ初のピュアEVモデルバイク「Ninja e-1」を実車展示しました。

カワサキ初のピュアEVモーターサイクルを展示

 カワサキは、2024年10月15日から18日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」(以下、JMSビズウィーク2024)にて、「Ninja(ニンジャ)e-1」を実車展示しました。

カワサキ 「Ninja e-1」 JMS2024 展示車両
カワサキ 「Ninja e-1」 JMS2024 展示車両

 今年のJMSビズウィーク2024は、「プロセスイヤー」として開催されており、約210社の企業が出展参加し、モビリティ企業とスタートアップ・事業者が手を組み、ビジネスを創発するイベントとなっています。

 日本自動車工業会(以下、自工会)によるクルマ・バイクの展示エリアでは、14社が勢揃いし、「電気自動車」「カーボンニュートラル燃料」「プラグインハイブリッド」「水素燃料電池/水素燃料」の4つのカテゴリーで最新の取り組みを披露していました。

 そのなかでカワサキは、同社で初となるピュアEVモデル「ニンジャ e-1」を展示しています。

 ニンジャ e-1は、1984年の登場以来人気を博しているカワサキが誇るスポーツバイクシリーズ“ニンジャ”をベースに作られたコミューターモデルのEVバイクです。

 ニンジャシリーズ共通のアグレッシブなフルカウルを身にまとっており、フレームは、ニンジャ400をベースとしたトリレスフレームを採用しています。

 ボディカラーはメタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーンで、ホイールリムにもライムグリーンのアクセントがあしらわれています。

 パワーユニットには、ブラシレス電動モーターを搭載し、定格出力0.98kWの第二種原動機付自転車(原付)クラスながら、400ccクラスに匹敵するトルクを発揮します。

 クラッチレスでスロットルだけの簡単操作とモーターならではのクイックなレスポンスと力強いトルクで、静かで俊敏な走りを実現するといいます。

 EV仕様となりますが、車体重量は140kg(リチウムイオンバッテリー2個を含む)と軽く、ニンジャ250と比較すると25kgの軽量化されています。

 一充電走行距離は、55km(ROADモード、60km/h、1名乗車時)です。

 走行モードは「ROAD」と「ECO」が選べ、最大15秒間のみハイパワーな加速と一時的な最高速向上を得られる「e-boost」や、駐輪時に便利な「ウォークモード」も装備しています。

 スマートフォン接続機能を備え、専用アプリで車両情報やライディング記録、点検情報などを確認できるほか、インストゥルメントディスプレイに電話やメールの着信通知を表示することも可能です。

 車両価格(消費税込)は106万7000円ですが、CEV補助金の対象車であることにくわえて、自治体によっては独自の補助金を利用できる場合もあります(東京都では国+地方自治体で最大58万円)。

※ ※ ※

 ニンジャ e-1の展示ブースでは、車種の解説、バッテリー載せ換えの実演などが行われました。

 バッテリーの載せ換えも簡単で1分程度で交換出来るようです。

 バッテリーは、ストレージボックス(タンク部分)に並列して2つ収納されており、カバーを開けてロックを解除することでバッテリーを引き出すことが出来ます。

 また、バッテリーには、電池残量を確認出来るディスプレイが搭載されており、ボタンを押すことで電池残量の確認が可能です。

 なお、バッテリーの重量は、1つ11.5kgだといいます。

 一方で、充電機は純正アクセサリーとなっており、別途購入が必要となるようです。

 各充電器の販売価格(消費税込)は、バッテリー充電器3万8610円、バッテリー充電ドック3万8759円、オフボード充電用アダプタ1万9305円となっています。

 充電時の注意点として、バッテリーを3パターンの方法で充電ができるのですが、パターンごとに必要なアクセサリーが異なります。

 1つめは、「取り外したバッテリーを直接充電器と接続して充電」する方法。この場合、“バッテリー充電器”が必要となります(3万8610円)。充電器1台に対しバッテリー1個を充電します。2個のバッテリーを充電するためには、2台の充電器が必要です。

 2つめは、「取り外したバッテリーを充電ドッグに接続して充電」する方法。この場合、“バッテリー充電器”と“バッテリー充電ドック”が必要となります(計7万7369円)。充電器をつないだドッグにバッテリーを差して充電します。

 3つめは、「バッテリーを車体に装着した状態で専用充電器を接続して充電」する方法。この場合、“バッテリー充電器“と“オフボード充電用アダプタ“が必要となります(計5万7915円)。オフボード充電用アダプタを購入販売店にて取り付け、バッテリー充電器をつなげて充電し、切り替え操作なしで2個のバッテリーへ順次充電を行います。

 なお、バッテリーの充電時間は、最大約7.4時間(約3.7時間×2個)でフル充電となります。

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