品川に「巨大な橋」爆誕!? 未完の「環状第4号線」工事が進行中!“分断状態”品川駅に悲願の「東西ルート」誕生へ

東京都が整備を進める都市計画道路のうち、未開通となっている「環状第4号線」白金~品川区間が、一部で工事最盛期となっています。完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

品川駅を東西に立体交差

 東京都が整備を進める都市計画道路のうち、未開通となっている「環状第4号線」白金~品川区間が、一部で工事最盛期となっています。
 
 完成すればどれだけ便利になるのでしょうか。また、工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

品川駅北側に立体交差の幹線道路が完成予定
品川駅北側に立体交差の幹線道路が完成予定

 環状第4号線は、港区港南三丁目から、白金台、国立競技場、西早稲田、本駒込、日暮里を経由して江東区新砂三丁目へつなぐ道路です。開通済みの区間は「プラチナ通り」「外苑西通り」などの名称があります。

 起点部はまるまる未開通ですが、そのなかでも品川駅周辺は再開発事業と一体となり、JRをひとまたぎする橋を中心に工事進行中となっています。

 より具体的には、品川駅東口広場の1区画北側、旧海岸通りの「新港南橋」交差点から始まります。高架でまっすぐ西進し、新幹線や東海道線、山手線、京急などを一気に跨いで西口へ出ます。そのまま第一京浜(国道15号)も越えて、切り立った崖上の高輪台地へ着地します。

 台地上はそのまま地上区間として西進し、高輪台駅前の国道1号に接続します。完成すれば、長らく「完全分断」状態になっていた品川駅の東西エリアが、ようやく「まともに」道路で結ばれるようになります。

 ここまでが進行中の区間「港南・高輪工区」で、その先は「白金台工区」として北西に進み、目黒通りまで出て開通済みの「プラチナ通り」へ接続するする計画です。白金台工区は2020年に事業化しましたが、まだ用地取得の段階が始まったばかりです。

 さて気になる工事進捗ですが、まずはJRをまたぐ橋が、かなり完成に近づいてきました。JRの真上部分はJR関連会社が工事を担当していますが、ここは6月17日に桁架設が完了。あとは舗装や高欄など「道路としての仕上げ」を残すのみです。

 そして現在は、高架が降り立つ東口部分の工事が本格化しています。NTTドコモ品川ビル前では、東口広場へ回り込む部分の道路が来年1月まで通行止めとなっています。

 いっぽう駅西口のほうは、グランドプリンスホテル高輪の北側を通過する部分で、まだ用地取得の段階です。第一京浜をまたぐ部分では、第一京浜から環4へ上がってくる側道も整備されるため、必要な道路用地は広くなってきます。

【画像】超便利!? これが工事中の「環4」ルートと現場状況です(30枚以上)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー