日産が新型「“車中泊”4WDミニバン」発表! めちゃ“精悍マスク”仕様and車高アップ! めちゃ寝られる「セレナe-4ORCE」11月発売へ
ライバルの「ノア/ヴォクシー」にはない! 「セレナ」車中泊仕様とは
セレナ マルチベッドは、2020年2月に先代(5代目)セレナへ初採用されたもので、好評のため6代目にも設定されました。
3列シートレイアウトのうち3列目席(サードシート)を取り去り2列仕様とし、サードシート部分に収納式のベッドシステムを搭載したものです。
停車時にセカンドシートを倒し展開できるベッドマットのサイズは、縦(長さ)2120mm、横1320mm。大人2名がゆったり横になれる車中泊スペースが出現します。
シートやベッド素材は防水性に優れ、水や汚れがふき取りやすい生地を採用。
荷室側の床面も同様に、タフな硬質塩ビマット張りとするなど、アウトドアユーザーの使い勝手に配慮した仕様となっています。
そのほか基本的な仕様は通常の新型セレナと変わらないので、日常的に利用できることも魅力です。
セレナ マルチベッドはこれまで、ガソリン車(2WD/4WD)とe-POWER車(2WD)に設定されていましたが、今回の一部改良によって、新たにe-POWER 4WDのe-4ORCEにもラインナップが拡大しました。
ベースグレードは「XV」「ハイウェイスターV」のほか、「AUTECH(オーテック)」にも設定されており、幅広い選択肢があるのも魅力です。
なかでもAUTECHは「プレミアムスポーティ」をコンセプトに、これまで多くのカスタムカーを手掛けてきたNMC伝統のクラフトマンシップを継承した個性的なカスタムカーとして支持されています。
スポーティかつ高級感のあるスタイリングや内装を備えるもので、ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーを、ブランドのアイコニックカラーとしています。
エクステリアは、精悍なドットパターンのフロントグリルをはじめ、ブルーに光るシグネチャーLED、エアロパーツ下部に備わるメタル調フィニッシュ、専用スポークフォルムのダーク金属調シルバーアルミホイールといった専用アイテムでカスタマイズされます。
内装はブラック基調でまとめられ、海面の波の動きをモチーフにした模様を施した合成皮革「レザレット」素材をシートに採用したり、インパネに紫檀(シタン)の木目調パネルを装着するほか、ステアリングやシート、ドアトリムなどにはブルーのステッチをアクセントに施しています。
そんなセレナ AUTECHのマルチベッドは、1台でカスタムカーと車中泊仕様を兼ね備えた最強な仕様ですが、今回e-4ORCEが加わったことで、さらにその万能性が高まりました。
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新型セレナ マルチベッドの車両価格(消費税込み)は、355万9600円から503万5800円です。
なおセレナ マルチベッドは、前述の通りサードシートがない2列・5人乗り仕様ですが、e-4ORCEモデルは搭載ユニットの関係でセカンドシートが左右で独立した2人乗りのキャプテンシートとなり、4人乗り仕様となります。
またAUTECHも同様にセカンドシートがキャプテンシートのため、2WD・4WDともに乗車定員は4人乗り仕様となります。
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