トヨタ新型「“V8”スープラ」登場へ!? “レクサス”の「5リッターエンジン」搭載でめちゃ楽しそう! 「和製スーパーカー」なスポーツモデル、オーストラリアで誕生へ
トヨタのオーストラリア法人は2024年9月17日、現地で開催されるレースにV8エンジンを搭載した新たな「GRスープラ」で2026年から参戦すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
新型「“V8”スープラ」誕生へ?
トヨタのオーストラリア法人は2024年9月17日、現地で開催されるレプコ・スーパーカーズ選手権にV型8気筒エンジンを換装した新たな「GRスープラ」で2026年から参戦すると発表しました。
初代スープラ(日本名セリカXX)は1978年にデビュー。現行モデルは5代目にあたり、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとして2019年に発売されました。
トヨタとBMWの包括提携による初のモデルで、マグナ・シュタイヤー社グラーツ工場(オーストリア)で生産されています。
オーストラリア仕様に搭載されるパワートレインは最高出力387ps・最大トルク500Nmを発生する3リッター直列6気筒ターボエンジンに6速MTまたは8速ATを組み合わせています。
日本仕様に設定されている2リッター直列4気筒ターボエンジン搭載車は導入されていません。
そんなGRスープラが2026年に参戦するレプコ・スーパーカーズ選手権は、国際自動車連盟(FIA)公認のツーリングカーレースです。現在の参戦車両はフォード「マスタング」とシボレー「カマロ」で、実質的にV8エンジン搭載車が覇権を競っています。
GRスープラは同レースに参戦するにあたって、ベースの3リッター直6エンジンから5リッターV8DOHC自然吸気エンジン「2UR-GSE」型に換装します。
この2UR-GSE型はもともとレクサスのプレミアムスポーツエンジンとして開発。現在、「LC500」や「RC F」に搭載されていますが、2019年のダカール優勝車「ハイラックス」にも搭載されました。
詳細はまだ明らかにされていませんが、同社は少なくとも4台のGRスープラを投入するといいます。うち2台はトヨタのホモロゲーションチームパートナーのウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド(WAU)が運営します。
レプコ・スーパーカーズ選手権は、オーストラリア最高峰のレースとして知られ、市販車がベースとなっていることもあり、幅広い層から人気を集めています。GRスープラ参戦による三つ巴の戦いが2026年に始まることで、一段と盛り上がることが期待されています。
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