トヨタ「プリウス PHEV」に新たなグレードが追加され、2024年10月1日に発売されます。
　
　現行プリウスは2023年に登場した5代目モデル。「Hybrid Reborn（ハイブリッドの生まれ変わり）」をコンセプトとし、歴代モデルの特徴であった優れた環境性能を継承し、「一目惚れするデザイン」と「とりこにさせる走り」を兼ね備えました。

　プリウスのラインナップは、2リッターハイブリッド（HEV）と2リッタープラグインハイブリッド（PHEV）が設定されたほか、サブスクリプションサービス「KINTO」専用の1.8リッターハイブリッドも設定。

　内外装だけでなく動力性能もスポーティに一新しています。

　今回、PHEVの新グレードとして「Gプラグインハイブリッド」を追加。これまでPHEVは上級グレードの「Zプラグインハイブリッド」（460万円）のみの展開でしたが、390万円というリーズナブルなグレードが設定され、ユーザーの選択肢が広がりました。

　Gプラグインハイブリッドの外観は、ブラック・金属調シルバー塗装のフロントロアグリルや、グレースモークのリヤコンビネーションランプ、19インチアルミホイールなど、Zプラグインハイブリッドに準ずるデザインを採用しています。

　一方、内装・装備は、HEVのエントリーグレード「Gハイブリッド」と同様の仕様で、ファブリックシートや8インチディスプレイオーディオなど、必要十分な装備や機能を備えました。

　なお、Gプラグインハイブリッドのボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」「アッシュ」「アティチュードブラックマイカ」「マスタード」の4色を用意。

　Zプラグインハイブリッドの6色に対し、厳選されたボディカラーが揃っています。

　そんな新型プリウス Gプラグインハイブリッドについて、さまざまな反響が集まっています。

「プリウスPHEVのGめっちゃ魅力的だな。安い」「人によってはいらない装備をしっかり削って400万切ってきたのは強い」「プリウスPHEVの廉価グレード、純粋に走りの素グレードとして良さそう」など、最上級グレードよりも70万円安いグレードの登場に興味を持つ人がいました。

　また、「55万円の補助金込みなら335万円でPHEVが手に入ることになるわけか」「HEVのZ（2WD、370万円）との価格差は20万円。PHEVなら補助金も出るし、HEVの最上級モデルよりもずっとお得かもしれない」という声もあり、補助金によってさらに安く購入できることも魅力的に感じられるポイントとなっているようです。

　一方、「390万円は安いけど、ディスプレイオーディオが8インチにダウンするのとアダプティブハイビームが装備されないんじゃ価値ない」「12.3インチのZのディスプレイオーディオを見てしまうと8インチじゃ物足りないんだよな」など、8インチのディスプレイオーディオは小さいという意見も存在。

　ほかにも「プリウスはラインナップにクロスオーバーを加えてはどうだろう？」「『プリウスα』復活希望！」など、クロスオーバーSUVやワゴンといったプリウスの新仕様を求めるコメントも見受けられました。