三菱に「オープンSUV」あった! 開放感“エグい”けどめちゃ「硬派」!? 復活にも期待大の「パジェロ“Jトップ”」とは

三菱が2024年9月6日から8日まで開催したオートキャンプイベント「スターキャンプ2024 in 朝霧高原」では、最新モデルに混じって25年以上前に販売されていた「オープンSUV」の姿もありました。名車「パジェロ」のなかでもとくに硬派な「Jトップ」について紹介します。

2代目パジェロきってのハード路線「Jトップ」

 そしてパジェロは、1991年に2代目へと発展しました。

 2代目では、直線的なデザインだった初代に比べて丸みを帯びた車体にチェンジ。大型化やV6エンジンの搭載、さらなる内外装の上質化・高級化が図られ、大ヒット作となりました。

 もはやハードな多目的車のイメージはなく、乗用登録車が主体に移行しました。

 しかし、屋根がホロのタイプは「Jトップ」と名前を変えて残りました。

人気の2代目「パジェロ」シリーズ随一の硬派なポジションを担当した「パジェロ Jトップ」
人気の2代目「パジェロ」シリーズ随一の硬派なポジションを担当した「パジェロ Jトップ」

 しかも2代目パジェロでは、リアにはリクライニング可能なシートを備え、商用登録から乗用登録に変更。ルーフのホロは電動キャンパストップに進化したほか、後部ホロはサイドキャンバスを外したのちにオープンカーのように折りたためる「フォールディングキャンバス」を採用して、気軽で容易な開閉を可能としていました。

 とはいえ、Jトップは2代目パジェロきっての「ハード路線」担当。

 そのためJトップには2代目パジェロで唯一、リアデフロック・18インチホイールなどの装備を備えていました。

 登場時のバリエーションは、2.5リッターディーゼルターボエンジンを積む「XS」と、3リッターV6ガソリンエンジンを押し込んだ「VS」を設定。トランスミッションは、どちらも5速MTのみ、バンパーも黒樹脂のままというのもワイルドでした。

 のちに3.5リッターV6エンジンの搭載や、オーバーフェンダー付きのワイドボディも設定されました。

 その後2代目パジェロは、1997年にフェンダーをブリスター形状に変更した大掛かりなマイナーチェンジを敢行していますが、Jトップに関しては従来の車体のまま生産を継続しました。

 1999年に3代目へとバトンを渡した際には、パジェロから伝統のオープンルーフ仕様が消滅。Jトップは引き継がれませんでした。

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