三菱に「オープンSUV」あった! 開放感“エグい”けどめちゃ「硬派」!? 復活にも期待大の「パジェロ“Jトップ”」とは

2代目パジェロきってのハード路線「Jトップ」

 そしてパジェロは、1991年に2代目へと発展しました。

 2代目では、直線的なデザインだった初代に比べて丸みを帯びた車体にチェンジ。大型化やV6エンジンの搭載、さらなる内外装の上質化・高級化が図られ、大ヒット作となりました。

 もはやハードな多目的車のイメージはなく、乗用登録車が主体に移行しました。

 しかし、屋根がホロのタイプは「Jトップ」と名前を変えて残りました。

人気の2代目「パジェロ」シリーズ随一の硬派なポジションを担当した「パジェロ Jトップ」
人気の2代目「パジェロ」シリーズ随一の硬派なポジションを担当した「パジェロ Jトップ」

 しかも2代目パジェロでは、リアにはリクライニング可能なシートを備え、商用登録から乗用登録に変更。ルーフのホロは電動キャンパストップに進化したほか、後部ホロはサイドキャンバスを外したのちにオープンカーのように折りたためる「フォールディングキャンバス」を採用して、気軽で容易な開閉を可能としていました。

 とはいえ、Jトップは2代目パジェロきっての「ハード路線」担当。

 そのためJトップには2代目パジェロで唯一、リアデフロック・18インチホイールなどの装備を備えていました。

 登場時のバリエーションは、2.5リッターディーゼルターボエンジンを積む「XS」と、3リッターV6ガソリンエンジンを押し込んだ「VS」を設定。トランスミッションは、どちらも5速MTのみ、バンパーも黒樹脂のままというのもワイルドでした。

 のちに3.5リッターV6エンジンの搭載や、オーバーフェンダー付きのワイドボディも設定されました。

 その後2代目パジェロは、1997年にフェンダーをブリスター形状に変更した大掛かりなマイナーチェンジを敢行していますが、Jトップに関しては従来の車体のまま生産を継続しました。

 1999年に3代目へとバトンを渡した際には、パジェロから伝統のオープンルーフ仕様が消滅。Jトップは引き継がれませんでした。

【画像】めちゃカッコいい! 三菱「オープンSUV」を画像で見る(30枚以上)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

1 2 3

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー