阪神高速「一晩で橋を架けました」圧巻の動画に反響多数!?「これは凄い」「もはや芸術」異例の「3年間通行止め」架け替え工事もいよいよ大詰め

阪神高速は2024年9月15日、公式SNSを更新。大阪市内で行われた、大掛かりな夜間作業の様子が公開されました。

橋を丸ごと架け替え

 大阪市周辺の大動脈のひとつである「阪神高速松原線」は現在、大和川を渡る区間で「3年間の全面通行止め」の真っ最中です。
 
 そんななか、阪神高速は2024年9月15日、公式SNSを更新。大掛かりな夜間作業の様子が公開されました。

阪神高速14号松原線の橋梁架け替え区間(画像:Google Earth)。
阪神高速14号松原線の橋梁架け替え区間(画像:Google Earth)。

 工事が行われているのは大阪市平野区の瓜破交差点です。

 ここは主要道路の長居公園通を大またぎする地点で、2本の橋桁をヒンジ(ちょうつがい)で繋ぎ、途中橋脚なしで空中に渡しています。

 開通から40年が経過して老朽化し、このヒンジ部分が徐々に垂れ下がってきました。高架橋が交差点上で「V字」のように沈下してきたのです。最初はケーブル補強などで対処していましたが、いよいよ架け替えすることになりました。

 着工は2022年6月。喜連瓜破~三宅はまるごと3年間にわたって通行止め措置となっています。工事完了で通行止めが終わるのは、いよいよ来春「2025年3月末」に迫っています。

 垂れ下がった高架橋桁は、時間をかけて撤去準備がなされ、2023年夏からいよいよ本格化。ことし4月には完全に撤去され、「阪神高速が消滅して空が広がる」という、レアな風景が見られるようになりました。

 それから「新たな橋桁」の工事が始まりました。そして9月14日の深夜、ついに橋桁が一気に架けられ、長居公園通にはふたたび「阪神高速」が姿を現したのです。

 SNSで公開された動画では、早回しで収録された工事風景が収められています。「やじろべえ工法」で両側から徐々に橋桁が送り出されていき、最後は中央部分の橋桁が巨大重機で地上を運ばれてきて、下から持ち上げられて接続され、完成となりました。

 大プロジェクトのハイライトとも言える圧巻の作業風景に、すでに1万件近い「いいね」が付き、「来春の完成を心待ちにしております」「これは凄い!」「カッコいい!お疲れ様でした」「すんごい大工事だったんですね。生で観たかったです」「日本の誇れる技術って感じやね」「もはや芸術です」など多数のコメントが上がっています。

 同社は「工事へのご理解ご協力ありがとうございました」としています。

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1件のコメント

  1. まるで人がゴミの様だ

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