6速MTのみ! ホンダ新型「シビック“RS”」発表! 「めちゃ硬派」なVTEC“俊足”ターボの「スポーツハッチ」約420万円で新登場
新型「シビック」注目の新グレード「RS」とは
いっぽうガソリンモデルに新グレード“RS”が追加されたことも、今回のマイナーチェンジにおける大きな注目点といえます。
RSは、6速マニュアルトランスミッション(MT)専用のスポーティグレードです。
ホンダによると現行の11代目シビック(ガソリンモデル)において、デビュー当初34%だったMT車比率は、2023年には58%に上昇しているといい、そのなかには20代や30代の若いユーザーも多く含まれているとホンダは説明します。
電動化が進むなかでも今なお根強く残るMT需要を受け、今回RSグレードが新設定されたといいます。
最高出力182ps、最大トルク240Nmを発揮する1.5リッターDOHC VTEC ガソリン直噴ターボエンジンの性能自体に大きな変更はありません。
しかし慣性モーメントを30%ダウンさせ素早い回転落ちを実現するRS専用の「シングルマス軽量フライホイール」を新搭載したほか、シフト操作にあわせエンジン回転数を自動で制御する「レブマッチシステム」を採用するなどし、MTを操る楽しさをさらに向上させました。
また、RS専用サスペンションを採用。車高を5mmローダウンしたほか、スプリングやスタビライザーの剛性をアップさせ、ダンパーの微低速応答もアップしました。
さらに、ステアリング制御の専用チューニングや、大径化しコントロール性を高めた専用ブレーキ、「SPORT」「INDIVIDUAL」を加えたドライブモード、そしてRS専用のウェルカムアニメーションが表示されるTFT液晶メーターなど、数多くの専用設計が与えられました。
外観は、ヘッドライトリンク、ホイール、ドアモール、シャークフィン、エキゾーストパイプなどをブラック化し、前後にRSエンブレムを備えるなど、走りのスポーティさを演出します。
内装も、プライムスムースとウルトラスエードのコンビシートや、本革巻ステアリングホイールにレッドのステッチを与え、エアコン吹き出し口にもレッドの加飾を施すなど専用の仕立てとなっています。
新型シビック RSの販売価格(消費税込み)は、419万8700円です。
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