トヨタの新型「商用ワゴン車」まもなく実車公開! 口の大きな「シエンタ顔」採用した“前席3人乗りモデル”! 使い勝手サイコーな「新型プロエース」独で出展
トヨタのヨーロッパ法人は、ドイツで開催される「IAAトランスポーテーション2024」にて、新型「プロエース」を展示することを発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
トヨタ新型「商用ワゴン車」まもなく実車公開!
トヨタのヨーロッパ法人(以下、トヨタ)は2024年9月4日、ドイツ・ハノーバーで9月17日から22日まで開催される、欧州最大の商用車及び次世代輸送システムの展示会「IAAトランスポーテーション2024」で、大型商用バンの新型「プロエース」を展示すると発表しました。
一体どのようなモデルなのでしょうか。
プロエースは、トヨタの欧州部門で販売されるミドルクラスの商用バンで、トヨタが欧州で提携を結ぶステランティスグループによって設計・生産されており、トヨタの販売網で展開するOEM(相手先ブランドによる生産)車です。
現行型は2016年にフルモデルチェンジした2代目で、2024年春にはマイナーチェンジを受けて、フロントマスクなどのデザインを一新。
グリルレスとしながらバンパー開口部周辺を視覚的に広くした“大口顔”を採用し、日本国内モデルで言えば「シエンタ」に近いディテールとなりました。
これにより、バンにありがちな野暮ったさの無いすっきりとした印象に進化して、2024年春から欧州各国で発売されています。
そんな新型プロエースの特徴は、欧州ユーザーの需要に対応すべく貨物用途から多人数乗車まで対応する様々なラインナップを用意している点にあり、前席3人掛けシートの商用仕様にくわえて、3列シートのワゴンタイプ「プロエース ヴァーソ」などの派生モデルを展開。こちらは最大で9人乗り仕様まで用意しています。
新型プロエースのボディサイズは、全長4980-5330mm×全幅1920mm×全高1890mm。
前席3人掛けのコックピットには大型のセンターディスプレイが設置され、計器表示部も全面デジタル化された、商用車らしからぬ近代的なインテリアを備えます。
パワーユニットは、ディーゼルエンジンまたはモーターで、ディーゼル車は排気量が1.5リッター(最高出力120HP)と2リッター(最高出力140HPまたは180HP)。
組み合わされるギアボックスは6速MTにくわえ、2リッター仕様のみ8速ATも設定されています。
またモーターを搭載したEV仕様は、最高出力136馬力を発揮し、航続距離(WLTPモード)はバッテリーの容量が75kWhの場合で350km、50kWhの場合で224kmとなります。
新型プロエースのドイツでの車両価格は、3万7717ユーロ(約598万円)から、5万4204ユーロ(約860万円)です。
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