最新型「“レトロ”SUV」がスゴかった! 「秀逸」「これ良い」反響も!? 全長4.7m級ボディで旧車風「縦目2灯デザイン」×専用豪華内装の「バディ」ついに“完売”

光岡自動車は2024年9月4日、SUV「バディ」が完売したと発表しました。

爆発的ヒット作の「バディ」ついに完売…

 光岡自動車(以下ミツオカ)は2024年9月4日、ミディアムSUVのカスタムカー「バディ」が完売したと発表しました。
 
 どのようなクルマだったのでしょうか。

レトロなアメ車デザインが特徴の「バディ」
レトロなアメ車デザインが特徴の「バディ」

 バディは2020年11月に登場しました。トヨタのミディアムSUV「RAV4」をベースとしており、パワートレインや先進運転支援システム「トヨタ セーフティ センス」などの最新機能はそのままに、内外装を大幅にイメージチェンジ。

 これまでミツオカが手掛けてきたオリジナルカスタムカー同様に、旧車のような独自のデザインを与え、現行車にはない独特の雰囲気をまとっています。

 エクステリアデザインは縦目の2灯ヘッドライトや大型メッキフロントグリルなど、1980年代のアメリカ車をモチーフにしたもので、メッキバンパー風ガーニッシュや専用フロントフェンダーなども装着し、クラシックさを表現。

 リアもメッキバンパー風加飾や縦型テールランプ、「MITSUOKA」の文字入りガーニッシュを備えるなど、全周にわたって存在感のあるデザインとしています。

 ボディサイズは全長4730mm×全幅1865mm×全高1685mm、ホイールベースは2690mmです。RAV4と比較し、全長のみ120-130mm延長されています。

 インテリアはRAV4の雰囲気を残していますが、オプションでカラー入りダブルステッチなどを施した専用レザーシート&トリムセットを用意し、特別感を与えています。

 パワーユニットは、2リッターガソリンエンジンおよび2.5リッターハイブリッドを搭載し、駆動方式はFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)から選択が可能です。プラグインハイブリッド車は設定されていません。

 価格は527万8900円から656万400円となっていました。

 発売後はアメリカン・ヴィンテージなコンセプトが非常に高い人気を獲得し、ミツオカとしては異例となる、2年で累計1000台の受注を獲得。大ヒットモデルとなりました。

 2024年1月には、特別仕様車「バディ MJ style(エムジェイスタイル)」が発表されました。

 ボディカラーには高級感のある「ブラックマイカ」を基調に、ルーフを鮮やかな「スリラーレッド」で塗り分けた精悍な2トーンカラーを採用。インテリアもレッドの専用レザーシートとトリムセットを装備し、刺激的な車内空間を実現しました。

 さらに左右のドアには専用エンブレム、リアにはブラックの七宝焼きエンブレムなどが装着され、特別感を演出します。

 なお、このMJ styleは計20台のみの販売となていました。

 そんなバディでしたが、ミツオカは公式Xで「【バディ完売のお知らせ】」として以下のコメント掲載し、バディの終売を知らせています。

「バディに関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。おかげさまで、全てのグレード・仕様が完売となりました」

 これについて、「バディ欲しかったなぁ〜残念。」「もう完売だなんて信じられない。欲しかった〜」「Buddy完売か。欲しかった」「ほしかった!」「本気で欲しかった、今のRAV4も相当気に入ってるけど、めちゃくちゃ好きな車です」など、購入を検討していた多くのユーザーから残念がるコメントが投稿されています。

 また、「これいいよなぁ」「まとまりが良くてかっこ良いんですよね」「バディとロックスターに関しては秀逸。完売は当然でしょ」など、改めてデザインの良さを評価する声も。

 さらに、「次の車は何がベースになるのか?」「では次は…」など、「次期バディ」を期待したい人も少なくないようです。

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