2024年8月20日に日本自動車工業会（以下自工会）は、同年10月15日から18日まで、開催するイベントの名称を「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」に決定したと発表しました。
　
　2023年に開催したJAPAN MOBILITY SHOWとはどのような違いがあるのでしょうか。

　約70年続いてきた「東京モーターショー」から、2023年に新たに生まれ変わったJAPAN MOBILITY SHOW（以下JMS）。

　JMSは、「移動だけでなく、社会課題の解決や新しい価値を創造し、豊かで夢のあるモビリティ社会を創りたい」という想いのもとに、様々な仲間が集まり、未来を提示する「共創プラットフォーム型イベント」へと進化しました。

　なお今後は毎年開催し、２年のイベントを１つのパッケージとなっています。

　具体的には、企業連携を推進する「プロセスイヤー」を『未来を創る、仲間づくりの場』としてのビジネスイベント。

　翌年の「ショーイヤー」は『乗りたい未来を、探しにいく場』として、多くのお客様にモビリティの未来を感じていただくためのショーケースです。

　自工会ではこの進化を更に進めるべく2024年はプロセスイヤーとして、JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024を開催。

　本イベントは、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップによるビジネス共創を生み出すものになるようです。

　本イベントの企画の1つとして「ビジネスマッチングプログラム」を用意しています。

　モビリティ産業を起点にしたビジネス共創の創出を目的に、より円滑かつ具体的な商談を生み出すためのオンラインコミュニケーションツールとして、「Meet-up Box」を開設。

　本ツールに登録することで、イベントの会期前に参加する様々なスタートアップ及び事業会社の情報が閲覧可能に。

　また、興味のあるプロジェクトにオファーすることで、個別にコミュニケーションができ、お互いのシーズ・ニーズ・事業課題をより詳しく把握できるほか、イベント当日の商談予約も可能になるなど、様々な機能を備えています。

　Meet-up Boxは、会期後も継続して稼働し、事業共創に向けたオンライン上でのマッチングなどが続くようサポートしていく予定。

　こうした取り組みをJAPAN MOBILITY SHOW 2025の開催につなげていくとしています。