高速道「謎の“スペース”」何のため? 「トイレ限界…」「眠さMAX」でも停めたら違反! 「不適切」な利用例の“目撃”相次ぐ! 本当に「停めてもOK」なケースは?
実際には「不適切な利用」もかなり多し…
非常時を除き、原則として利用してはならないと定められている非常駐車帯ですが、なかには不適切な利用例もあるようです。
SNSなどでは、そうした不適切な利用例を見かけたとする投稿がみられます。
主に、「首都高走ってるとこのスペースに車停めて用を足してる人ををたまに見かける。
然るべき厳重注意を行って貰いたい」「名古屋高速の非常駐車帯でトイレなのか停まってるヤツを見たことがある。車は営業系のバンだった」など、どうしてもトイレに行きたくなってしまい非常駐車帯に停車と思われる事例が多いようです。
さらに、「非常駐車帯で仮眠していたらパトカー来て、注意されました」「どうしても眠いのかトラックがとまってる時があるね」「非常駐車帯に停まってるレンタカーいるからなにかを思ったらスマホいじってた」など、急な眠気や携帯電話の操作のために停車しているとみられる例もあるようです。
当然これらの場合は不適切な利用といえ、停車してはなりません。次のSA/PAまで走行するか、事前に最寄りのICから一般道に降りて駐車場を探すことが必要です。
トイレに行きたくなりそうな場合は事前に済ませておくことや、腹痛がある場合は落ち着いてからクルマに乗るといった判断も重要です。
眠気がある場合は絶対に高速道路に乗らず、無理せず近くの駐車場付きの施設で休憩することが大切です。携帯電話での連絡も事前に済ませましょう。
一方で、こうした事例以外に、非常駐車帯を正しく活用できた例もあるようです。
「クルマがオーバーヒートしたのですが、目の前に非常駐車帯があったのが不幸中の幸いでした」「落下物を踏んで左後輪がお亡くなりに…咄嗟の判断で即非常駐車帯へ退避したのでバースト等も無く、タイヤ交換のみで事なきを得る事ができました」と、走行中の急なトラブルで利用した人も散見されます。
予測できない車両トラブルもありますが、トラブルのなかにはクルマのメンテナンス不足に起因するものもあります。
こうした事態を避けるためにも、定期的な点検やメンテナンスを行い、愛車に異変を感じたらSA/PAに早めに退避したり、調子の悪い愛車での移動は避けるといった判断も重要です。
体調不良なのに無理矢理走って事故起こされるより停まってくれた方が被害が少ないから注意だけで終わるよ