マツダ製「ロータリーエンジン」搭載の“和製スポーツカー”が存在! イタリア風味の「超高級車オーラ」漂う謎のクーペ「ストラーレ」とは
世の中にはさまざまなカスタムカーが存在しますが、「ストラーレ」もそのうちの1つです。一体どのようなクルマなのでしょうか。
「ストラーレ」ってどんなクルマ?
世の中には様々な魅力を持ったカスタムカーが存在しますが、とくにユニークな一台として「ストラーレ」というモデルが存在します。
同車は一体どのようなクルマなのか、概要を紹介します。
ストラーレは、マツダ「RX-8」をベースに、イバフルが運営する「ダックスガーデン」が外装を大きくモディファイしたカスタムカーです。
このストラーレ、なんと映画「ハゲタカ」にも劇中車で登場し、フィクションの自動車メーカー「アカマ自動車」のフラッグシップスポーツカー 新型「AKAMA GT」として、ストーリーの根幹にも大きく絡む重要なポジションを担いました。
ストラーレが劇中車に選ばれた経歴としては、2008年の「東京オートサロン2008」に遡る必要があります。
ここで開催された東京国際カスタムカーコンテスト2008において、ストラーレはスポーティカー部門において最優秀賞を受賞。
この栄冠がハゲタカの映画プロデューサーの目に留まり、映画出演の切っ掛けとなったのです。
そんなストラーレはボディサイズは、全長4460mm×全幅1770mm×全高1340mm、ホイールベースは2700mm。
様々なカスタムパーツ/エアロパーツがRX-8に取りつけられており、専用フロントバンパーの装着によってベース車よりも全長が25mm長くなっていますが、カスタム後でも構造変更や記載寸法の変更は不要だといいます。
そうして完成したエクステリアは、RX-8のスポーティさに高級感を追加するものとなっており、先述のバンパー以外にも個性的なメッキグリルやボンネットガーニッシュ、ヘッドライトカバー、ドア下部のエアロパーツなどを装着することで外観を一新。
まるでイタリアブランドによって仕立てられた超高級車のような雰囲気を纏うことから、街でストラーレを見かけて「あれはなんて外車?」と勘違いしてしまう人も実際に見られました。
一方、パワートレインはRX-8に準じるもので、最高出力250馬力・最大トルク216Nmを発揮する点は変わりません(前期のTYPE-Sの値)。
このストラーレ専用カスタムパーツの価格(消費税込)は、フロントバンパーのみでも9万3500円となっていますが、現在は残念ながら在庫切れとなっており、カスタム済みモデルを購入するか、中古のカスタムパーツを購入するしかなさそうです。
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