“全長3m未満”の斬新「4人乗り」がスゴイ! 「3ドア」四角ボディ&丸目レトロ! 日本にマッチした“画期的マシン”の「ミモス」とは?
軽自動車は、室内空間を確保する為に規格ギリギリのクルマが多いなか、一部ではコンパクトさを追求したモデルもあります。一体どのようなクルマなのでしょうか。
全長3m未満で4人乗れる謎マシン「ミモス」とは?
欧州では、軽自動車規格のEVがその利便性から広く普及し、生活の一部となっていますが、日本でも日産「サクラ」や三菱「eKクロス EV」、ホンダ「N-VAN e:」などにより、軽自動車の電動化が加速しつつあります。
EV化に伴って部品点数が少なくなることも相まって、軽自動車規格ギリギリを攻めて室内空間を確保するというのが一般的ですが、一部では真逆のコンパクトを追求したクルマも販売されています。
今回は全長3mにも満たないボディサイズなのに、4人乗れる軽EVを紹介します。
そのクルマとはEVを専門に開発を行うメーカーのGLMが、カーシェアリング向けに展開している軽自動車規格の「MiMoS(ミモス)」です。
同車は、海外メーカーにて普通自動車規格で作られた欧州向け車両を、GLMの技術・経験により国内保安基準への適合および軽自動車規格を満たす仕様に改良を加え、軽自動車での登録を実現しました。
そして2023年8月17日から販売を開始しており、シェアリングサービスを検討している行政機関や企業向けに販売およびリースされています。
ボディサイズは、全長2998mm×全高1555mm×全幅1478mmという非常にコンパクトながら、車内にはシートが2列に配されており、4人が乗車可能です。
さらに、4人が乗車しても荷物を収納できるスペースが確保されており、多様な利用シーンに対応しています。
なお、右ハンドル仕様と左ハンドル仕様が選択可能です。
一方エクステリアは、四角いカクカクしたボディが特徴で、限られたボディサイズのなかで最大限の室内空間を確保することを狙ったデザインです。
ヘッドライトには丸目が採用され、軽自動車らしいポップでライトな印象となっています。
パワーユニットは、最高出力46.2馬力・最大トルク110Nmのモーターと、17.8kWhのバッテリーを搭載し、駆動方式はFFを採用。
最高速度は100kmと公表しています。
また、バッテリーが満充電状態での最大航続距離(WLTCモード)は131kmと、短距離および中距離の移動に特化したパッケージとなっており、家庭用の200V充電器で約6時間でフル充電が可能です。
価格(消費税別)は194万円となっていますが、CEV補助金により実質お得に購入することができるといいます。
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