AXCRのLEG1で136kmを走破した「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRES」はクラス4位総合20位でSS1をフィニッシュ!【AXCR2024レポート Vol.4】
世界一過酷と言われるラリー競技、アジアクロスカントリーラリー(通称AXCR)の本番が8月12日(月)から始まりました。5年ぶりの参戦となるランドクルーザー専門店「FLEX」のチーム「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRES」の戦いを追いかけます。
今後に向け路面の特徴やロードブック精度のアップなどデータを収集
2024年8月12日、アジアクロスカントリーラリー(通称AXCR)の本番がついに始まりました。AXCRのLEG1は、スラッタニーからスラッタニーに戻るリエゾン区間の約135kmで、SS1は約136kmのルートとなります。「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRES」は5年ぶりの復帰戦ということで、チーム全体が高い士気を持って臨みました。
レグ1は比較的短い距離であるものの、多様な地形や路面状況が含まれるため、技術と戦略が試される重要なセクションとなります。ドライバーの川畑選手とコ・ドライバーのデイチャポン選手は、D1出場コンビとしての初陣となりました。
今回のレグ中間のサービスポイントでは、チームのフレックスメカニックや中央自動車大学校の学生が、メンテナンスやサポートを行うために準備を整えていました。炎天下での作業となり体力が削られる中、われわれの127号車が到着するまでに万全なサポートで準備をします。
サービスポイントでは選手への食事も提供しますが、ホスピタリティの充実はドライバー2人以外にもチームクルーが休憩を取るなど待機中の時間を過ごすのに必要不可欠です。5年前のAXCR参戦時と同様に、今回もサポートしてくれているコールマンのアウトドアギアが大活躍しました。
サービスポイントで行う作業としては、ダンパーの減衰力調整や給油、そして走行によって付着した泥落としや洗車などを行いますが、これは競技中の車両トラブルを最小限に抑え、安定した走行を支えるためにとても重要なビットストップとなります。
この初日のレグ1で、FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYOTIRESチームは、今後のステージに向けて路面の特徴やロードブックの精度など、重要なデータを収集していきました。
さらにコ・ドラのロードブックおよびラリーコンピューターを多用するステージ中の練度アップ、ドライバーは車両を壊さないようにタイムを上げつつ、翌日にリグループされるスタート順の上位に食い込むことが求められます。
上位でスタートすることで、路面コンディションが比較的良い状態で走行できるため、チームの戦略的にもとても重要になります。
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