大型トラックの「謎の小部屋」何のため? 地味に見かける「2階部分」使った人の感想は? 内部はどうなってる?
大型トラックの運転席の上が部屋のようになっているようですが、実際にはどのような空間なのでしょうか。
トラックの運転席の上はどうなっている?
大きいトラックには、運転席(キャビン)の上に、窓の半分ほどの高さの部屋のようなスペースがあります。
これは一体なんのためについていて、中はどのようになっているのでしょうか。
運転席上部についているものは、導風版(エアデフレクター)という名称で、トラックのエアロパーツになります。
導風板には、「デザイン性を高めること」と「空気抵抗をできるだけ下げる」という役割があります。
導風板には広告をつけたり、LEDで光るものがあるので自分好みのトラックに仕上げるという人も中にはいるようです。
また、導風板により空気抵抗が下がり、燃料費削減にも繋がります。
導風板にはいくつか種類があり、先ほどあげたLEDが点灯するタイプやボードタイプ、固定式などです。
その中でも、運転席の上に不思議なスペースがあるものは、2階建てになっていて、外は導風板の役割があり、中は部屋のようになっています。
ちなみに、トラックのスペースに関して、トラックの運転席にはドライバーが快適に過ごせるように、運転席の後ろ側にベッドスペースを確保した「フルキャブ」があります。
トラックの2階部分もフルキャブと同様に休憩スペースとして活用できるような空間があります。
この2階建てのオプションは各トラックメーカーにより名称が異なります。
いすゞでは「マキシルーフ」、日野自動車では「スーパーハイルーフ」、三菱ふそうでは「スーパーマルチルーフ」という商品名です。
また、三菱ふそうの子会社の架装メーカー「パブコ」では、「CABUTO(カブト)」というルーフオンベッドを開発しました。
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