「道路が…地面に刺さってる!?」不可解な光景に絶句!SNSでも話題に 舗装路面が「天に向かって伸びる」納得の理由とは

高知県香南市では、空から道路が落ちてきて刺さっているかのような衝撃的な光景が見られます。いったいどういうことなのでしょうか、またなぜこういった光景が生まれたのでしょうか。

あまりにインパクトの強い橋

 高知県には、まるで「空から道路が落ちてきて刺さっている」かのような衝撃的な光景が見られ、SNSでも観光スポットとして話題になっています。

目を疑う光景が!?
目を疑う光景が!?

 いったいこの光景の正体は何なのでしょうか、またなぜこういった光景が生まれたのでしょうか。

 実はこれ、高知県香南市夜須町にある、「手結港可動橋(ていこうかどうきょう)」という名称の橋なのです。2002年9月に市内の掘り込み港である手結港に設置されました。

 手結港は日本最古の堀り込み港と言われる港で、江戸時代初期に土佐藩家老・野中兼山によってつくられ、現在でも漁船が通行しています。手結港可動橋は漁船が多く集まる手結港の真ん中に架けられており、夜須町の南北を繋ぐ役割を果たすのです。

 港から出発する漁船が通行できるようにするために、道路の片側が跳ね上がって壁のように変形する跳開式可動橋という特殊な形を採用しました。長さは約32.8m、幅員は7mから9mとなります。傾斜角度は最大70度と垂直に近く、まさしく壁と言えるでしょう。

 なお、可動橋より海側に面している港は手結外港(新外港)、石積みの岸壁を持つ内陸側の港は手結内港と呼ばれています。

 そもそも手結港にどうして橋を設置する必要が発生したのでしょうか。高知県中央東土木事務所の担当者は次のように話します。

「手結港には、海水浴場、歴史港湾、漁業拠点、大手の浜などがあり、これらの施設を連結する臨港道路の一部として可動橋を建設いたしました」

 長い歴史を持つ手結港にはそれだけ多様な施設があります。利便性を考慮して、それらを陸上交通で結ぶ必要があるのも当然と言えるでしょう。

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