“軽油”は「軽自動車」に入れちゃダメーー!! 名前も似てるし安いのに、なぜ「軽自動車」に使用してはいけないのでしょうか?
軽自動車への「入れ間違え」に注意!
クルマのエンジンは、用いる燃料の特性に合わせて設計されていますので、ガソリンエンジンに軽油を入れると「不完全燃焼」を起こしますし、逆にディーゼルエンジンにガソリンを入れても、うまくエンジンが動かせなくなります。
つまりいずれのケースでも、入れ間違えればエンジンに大きなダメージを与えてしまうのです。
このようにエンジンの故障を避けるためにも、入れ間違えには注意しましょう。
とくに、「名前に“軽”と付いているから、軽自動車の燃料と勘違いして軽油を入れてしまった」というトラブルは実際に発生しており、注意が必要です。
もし入れる燃料を間違えてエンジンを動かしてしまうと、誤った燃料がエンジン内部を循環し、先述のようにエンジンにダメージを与えてしまいます。
そして修理のためにエンジンの分解・洗浄が必要となるだけでなく、最悪の場合はエンジン自体を交換するケースもあり、高額な修理費が発生します。
しかし、入れる燃料を間違えてもエンジンを動かさなければ、燃料を抜き取りってタンク内を洗浄するだけで済む可能性もあります。
「間違った燃料を入れてしまった!」とその場で気付いたら、絶対にエンジンをかけず、すぐにガソリンスタンドのスタッフに伝えましょう。
ちなみに、一般的には軽油は給油機の「ノズルの色」が「緑色」で、レギュラーガソリンは「赤色」、ハイオクガソリンは「黄色」と色で見分けることも可能です。
入れ間違えを防ぐためにも、ノズルの色を併せて覚えておくのも良いでしょう。
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このように、同じクルマの燃料でもガソリンと軽油は別物です。
うっかり入れ間違えれば大きなトラブルに発展するので、給油の前に「自分のクルマのエンジンタイプ」と「補給する燃料の種別」をしっかりと把握しておきましょう。
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