全長4.3m級! ホンダ 新型「コンパクト”ミニバン”」発表! めちゃ小さい「フリード」で“大人2人”寝られる!? 余裕で「車中泊」可能な“すごい仕様”とは
ホンダはコンパクトミニバンの新型「フリード」を2024年6月28日に発売しました。「AIR(エアー)」と「CROSSTAR(クロスター)」の2タイプが設定されますが、なかでもとくに「車中泊」に向いた仕様について紹介します。
2つの3列シート車に加え2列・5人乗り仕様もある新型「フリード」
ホンダは2024年6月28日、8年ぶりにフルモデルチェンジを実施したコンパクトミニバンの3代目 新型「フリード」を発売しました。
全長4.3m級と極めて小さなサイズですが、大人2名でも「車中泊」ができる仕様があるといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
2002年登場の「モビリオ」で、扱いやすい小型サイズの中に、3列・7人掛けが可能な効率的なミニバンのパッケージングを実現させたホンダは、その後継車として2008年にフリード(初代)を発表しました。
後席スライドドアを備えたコンパクトな3列シートという基本コンセプトはそのままに、室内空間をさらに拡大して使い勝手も向上したことで、ファミリーユーザーを中心に絶大な人気を集めました。
いっぽう、モビリオの時代から2列シート・5人乗り仕様もラインナップされており、荷室の使い勝手を重視するユーザーから支持されています。
2016年には2代目にバトンタッチ。2019年のマイナーチェンジ時には、SUVテイストを加えたクロスオーバースタイルの「フリード CROSSTAR(クロスター)」を追加しています。
こうした幅広い選択肢を用意したことも奏功し、モデル末期まで新車販売ランキングの上位に位置する人気モデルとして君臨し続けました。
そして今回、8年ぶりに全面刷新された3代目の新型フリードは、ユーザーのライフスタイルに合わせた2つのタイプを設定したのが大きな特徴です。
ひとつは、子育て層向けのファミリーカーとして魅力を高めた「フリード AIR(エアー)」で、もうひとつは先代で追加されたフリード クロスターです。
従来あったベースグレードはなく、エアーは標準タイプと上級仕様「EX」というグレード構成とし、クロスターはEX相当の装備レベルを持つ単グレードとされました。
シンプルなスタイルを持つ新型フリード エアーのボディサイズは、全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mm、ホイールベース2740mmで、先代フリードとほぼ同等です。
アウトドアにも似合う力強さをプラスしたデザインの新型フリード クロスターは、フェンダーのワイド化により車幅が25mm拡大し1720mmとなったため、3ナンバー車となります。
パワートレインはともに、新設定の2モーターハイブリッド「e:HEV(イーエイチイーブイ)」と、1.5リッターDOHC i-VTECガソリンエンジンの2タイプで、FF(前輪駆動)と4WDがそれぞれ設定されます。
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