「前を走るパトカー」追い越して問題ない? 「ドキドキする…」 “赤いランプ”には要注意!? 元警察官が解説!
他にも気をつけるコトはある! 意外に見落としがちな行為とは
さらに高速道路でパトカーを追い越す際には、道路交通法第20条第1項に定める「通行帯違反」にも気をつけなければいけません。
同条では車両通行帯のある道路では最も左側の通行帯を走行することや、3つ以上の車両通行帯がある道路においては最も右側の通行帯を追い越し用として空け、それ以外の通行帯を走行することが決められています。
つまり、やむを得ない理由がないのに高速道路の「追い越し車線」を走り続けると通行帯違反に該当してしまいます。
高速道路でパトカーを追い越す際は、追い越しが終わった後すみやかに元の車線に戻ることが大切です。
特に高速道路では、一般車両と同じような見た目をした覆面パトカーが交通取り締まりを実施しており、知らず知らずのうちにパトカーを追い越している可能性もあるため注意しましょう。
また当然ですが、道路標識によって追い越しが禁止されている場所や交差点・横断歩道・踏切付近などでは追い越しをしてはいけません。
走行中のパトカーは交通違反の取り締まりだけでなく、地域のパトロールや不審者・不審車両に対する職務質問などさまざまな業務をおこなっています。
パトカーを追い越したからといって警戒されるわけではなく、上記の点に注意していれば必要以上におそれることはないといえるでしょう。
なお、パトカーが赤色灯を点灯しサイレンを鳴らしながら走行している場合は事件や事故など緊急の用務で現場に向かっているため、道を譲らなければいけません。
たとえば交差点やその付近で緊急自動車が近づいてきたときは、原則として車両は交差点を避け、道路の左側に寄って一時停止する必要があります。
加えて、それ以外の場所においては道路の左側に寄って進路を譲るのがルールです。
緊急自動車の接近にすぐ気付けるよう、音楽やラジオなどの音量は周囲の音が聞こえる程度に抑えておきましょう。
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交通ルールを守りながら運転していれば、パトカーを追い越しても何ら問題はありません。
パトカーを見かけても、焦らず落ち着いて運転することが重要です。
なるほど、取り締まる側経験者は「違反してなければ恐れることは無い」と言うだろう。どっこい取り締まられる側は、そんなのんきな気分にはなかなか成れないのが本音だろう。取り締まりは全部が全部、納得のできる取り締まりをするとは限らないし、理不尽な扱いをされることも有る(どうして冤罪は無く成らないのだ)。小市民側としてはびくつきながら躱すしかないのだ。そういう意味では「解って無いナ」という内容の記事と言える。