道路にある「謎の赤い標識」何のため? 違和感アリまくりでSNSでも話題に! 緑や青でない理由は? ダメではない?
特殊な色の標識、設置には問題ないのか?
通常の看板は青や緑色ですが、赤色の案内標識を設置することは問題ないのでしょうか。
この案内標識が設置されている道路は、20年以上前に大分県が作った道路で、現在は中津市が管理している道路であるそうです。
残念ながらその当時の資料が残っていないため、設置当初にどのような手続きをしたのか、問題があったのかなどを把握することはできないようです。
しかし、現在まで特に指摘を受けたことはなく、道路交通法などで問題の有無に関して、法律上で問題はないのと思われます。

ところで、なぜ通常の標識は青や緑色なのでしょうか。
標識の色は「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」によって定められています。
この法律は昭和35年に定められたものですが、それまでは白地に黒文字の標識が採用されていたようです。
現在、一般道にある標識は青色ですが、青色は目につきやすく読み取りやすいとされているそうです。
特に、「白地に青」や「青地に白」の配色は、瞬時に判断して情報を読み取りやすいという効果があるようです。
高速道路の標識では緑ですが、緑には気持ちを和らげる効果があり、早いスピードで走っても確実に読み取ることができると言われています。
また、緑は自然の中で多いカラーのため、目に優しいされていたり、頭をすっきりさせる作用もあります。
安全・安心のサインとして使われているので非常口の誘導としても使われている色です。
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赤い案内標識は、通常とは一味違いますが、景観に馴染むために色を変えています。
本来の標識の理由も合わせて知っておくことで、標識について理解が深まるかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。































