大坂なおみの「最強GT-R」がスゴかった! カーボンスポイラー装着の限定50台モデル!? パリオリンピック登場で注目高まる?
パリ五輪に出場するテニスの大坂なおみ選手。意外にも「国産スーパースポーツカー」との接点があるようです。
まさかの「GT-Rが好き!」
2024年7月26日から第33回オリンピック競技大会がフランス・パリで開催されます。テニスでは、大坂なおみ選手(26)が前回の東京大会に続き、2大会連続出場ということもあり、期待されています。
そんな大坂選手ですが、意外にも「クルマ好き」な一面もみせています。
2018年9月に、大坂選手はグランドスラムで日本人初の女子シングルス優勝を果たしたのち、スポンサー契約および「日産ブランドアンバサダー」に就任しました。
日産は当時、世界の頂点を目指して熱戦を繰り広げる大坂選手の姿勢と、チャレンジングスピリットやグローバル企業として世界に挑む日産の姿勢に共通するものがあるとして、今回の契約締結に至ったといいます。
このときの会見で大坂選手は、「日産車で好きなクルマは?」という記者団の質問に対し、「白い『GT-R』が好き!」と回答。登壇した日産の専務執行役員(当時)星野 朝子氏はこれに対して「GT-R、さしあげましょう」を発言し、大きな話題となったのです。
そして2018年11月、日産は2018年モデルの「GT-R NISMO」(R35型・アルティメイトメタルシルバー)を、大坂選手に贈呈することになりました。
さらに、2019年1月には特別仕様車「GT-R 大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」(以下、「GT-R 大坂なおみバージョン」)を発売。
大坂選手本人の着想を取り入れた記念モデルとして50台限定で用意され、2019年1月開催の「東京オートサロン2019」日産ブースで初公開されました。
「GT-R 大坂なおみバージョン」の仕様は専用色を含む3色のボディカラーと、3色の専用インテリア、カーボン製リアスポイラー、ゴールド色のモデルナンバープレートを備え、特別感を演出。
パワーユニットなどは変わらず、3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VR38DETT」型に6速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、電子制御4WD「アテーサE-TS」を採用しています。
当時の価格は1260万4680円(消費税込)で、ベースモデルから90万円ほどのアップでした。
なお、発売直後の2019年1月28日に発表された世界ランクでは、アジア人初の1位の座を獲得。それとともに、「GT-R 大坂なおみバージョン」の価値も急上昇する現象も起こっています。
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大坂選手は2023年7月に第一子を出産後、今シーズンから復帰を果たしました。
2024年5月の全仏オープンでは2回戦で世界ランク1位のシフィオンテク選手に敗退を喫すものの、今回のパリオリンピックではメダル獲得に向けて調整を行っており、今大会での活躍に期待が高まります。