トヨタが本気で「寝ること」を考えたシートを開発!? 理想の睡眠を求めた「TOTONE」で実際に”寝落ち”体験してみた

TOTONEの開発に携わるのは、あのトヨタのスポーツカーの開発責任者!?

 TOTONEの開発を担当したトヨタ自動車先進モビリティシステム開発部の野々村真人さんに話を聞くことができました。野々村さんはTOTONEの開発を務める以前は、WEC(FIA 世界耐久選手権)やル・マンに参戦したレーシングカー「TS030HYBRID」の開発を経て、「86GRMN」の開発責任者を務めたという経歴を持ち、現在は新たな取り組みとしてこのTOTONEに携わっているとのことです。

現行型アルファード/ヴェルファイアにもノウハウが生かされている
現行型アルファード/ヴェルファイアにもノウハウが生かされている

 開発の発端は、「人間の楽な姿勢とは何だろう?」という研究に加えて、今後予想されるレベル4以上の自動運転の空間が実現した際に、やってみたいことのアンケート結果が「寝たまま移動をしたい」という要素が多かったことがきっかけになっており、人間が1番リラックスできる姿勢や背もたれの角度などの検証結果や空間設計のノウハウなどについては、現行型のアルファード/ヴェルファイアのセカンドシートの開発思想にも反映されているそうです。

 実際に体験した人たちからのうれしかった声としては「早く自分のクルマにもTOTONEのようなシートを装着したい!」「あおむけだと腰が必ず痛くなるのに、このシートだと座っていても寝ていても体が楽になる」といったものが寄せられていると言い、現在はリース限定での提供となっていますが、想定していた以上の導入依頼の話が出ているとのことでした。

 TOTONEは、リース期間が3年タイプと5年タイプから選択できるようになっており、またカラーバリエーションやシートの材質など特別仕様の選択も可能となっています。5年プランの標準仕様の場合、リース金額は月額税込み4万7300円からとなっています。

【画像】トヨタが睡眠のために本気で考えたシート「TOTONE(トトネ)」を詳しく見る!(11枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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