ホンダ最新「“最小級”SUV」公開! 超スポーティな「クーペボディ」&「RS仕様」!? 全長4m級の「“小さな”WR-V」泰に登場
ホンダのタイ法人は、「ファストオートショータイランド2024」に、コンパクトSUV「WR-V RS」を出品しました。どのようなモデルなのでしょうか。
ホンダのタフ顔コンパクトSUV「WR-V」って!?
ホンダのタイ法人は、2024年7月3日から7日まで現地バンコクで開催された新車中古車の展示即売会「ファストオートショータイランド2024」に、コンパクトSUV「WR-V RS」を出品しました。
WR-Vは今年から日本でも販売されていますが、それとタイで販売されているものとは別物です。
日本のWR-Vはインドで生産・販売されている「エレベイト」を輸入したもの。かたやタイのWR-Vはインドネシア製で、ボディサイズは全長4060mm×全幅1780mm×全高1608mm、ホイールベース2481mm。日本のWR-V(つまりエレベイト)よりやや小さめです。
また、後席のドアハンドルをサッシに隠して、2ドアクーペ感を微妙に演出しているのもスタイリング上の特徴となっています。
WR-Vの歴史は長くないものの、その展開がちょっとややこしく、まず初代は2016年にブラジルで世界初公開され、翌年から南米、そしてインドでも生産・販売が始まります。2022年、南米では初代限りで終了。インドではエレベイトが後継を担う一方で、インドネシアで新たに2代目WR-Vが生産されることになり、今に至ります。
2023年にタイで販売が始まったWR-Vは、1.5リッター直4ガソリンエンジンにCVTを組み合わせたパワートレインを搭載しており、最高出力121ps・最大トルク145Nmを発生します。車重が1100kg台なので加速は十分でしょう。
このパワートレインはガソリンにエタノールを20%混合したE20にも対応しています。
グレードはベーシックなSVと、「プレミアムスポーツ性を進化させた」というRSの2タイプを設定しています。
今回ファストオートショーにも出品されたRSは、SVに対して、メッキのフロントグリル、ブラックドアミラー、インチアップされたホイール&タイヤ、フォグランプの装着などが特徴。ボディカラーのツートーン(赤/黒)もRS専用です。価格はSVが79万9000バーツ(約350万円)、RSが86万9000バーツ(約385万円)です。
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