トヨタ新型「コンパクト“SUV”ミニバン」初公開! 全長4.4m級の「3列仕様」! タフ顔&オシャベージュの「ヴェロズ」泰で登場

トヨタのタイ法人は、「バンコクオートサロン2024」(会期:6月26日から30日)で、MPV(マルチパーパスビークル)「ヴェロズ」のカスタム仕様「ヴェロズ フレックス コンセプト」を初披露しました。どのようなモデルなのでしょうか。

めちゃ洒落てるトヨタの「コンパクトミニバン」初披露

 トヨタのタイ法人は、現地で開催されたカスタムカーの祭典「バンコクオートサロン2024」(会期:6月26日から30日)で、MPV(マルチパーパスビークル)「ヴェロズ」のカスタム仕様「ヴェロズ フレックス コンセプト」を初披露しました。

これはイイ! トヨタ新型「ヴェロズ フレックスC」
これはイイ! トヨタ新型「ヴェロズ フレックスC」

 ヴェロズは、アセアン地域を主戦場とした3列シートのMPVです。SUVとミニバンのクロスオーバーといった趣で、ボディサイズは全長4475mm×全幅1750mm×全高1700mm、ホイールベース2750mm。

 最低地上高は205mmと高めに設定されているのが特徴です。リアドアはヒンジ式を採用。シート配置は2-2-3の7人乗りとなっています。

 パワートレインは、1.5リッター直4エンジンにCVTを組み合わせており、最高出力106ps・最大トルク138Nmを発生します。駆動方式は2WDのみです。

 同じようなモデルとしてトヨタに「アバンザ」、ダイハツに「セニア」という名の3列シートMPVがラインナップされていますが、これらの基本コンポーネントは同じ。

 トヨタとダイハツが共同開発したアバンザ/セニアの上級バージョンとして追加されたのがヴェロズとなります。

 今回バンコクオートサロンで披露されたヴェロズは、古き良き時代のアウトドアライフをイメージしたようなカスタム仕様です。

 ボディカラーは最近流行りのベージュに、上半分(ボンネット、ピラー、ルーフ、ドアミラーカバー)をオフホワイトにした専用ツートーンカラーを採用。シルバーの加飾パーツはブラックに統一されています。

 足回りもレトロな雰囲気が演出されており、ホイールは鉄チン風、タイヤはホワイトレター(白い文字)のものを採用しています。フォグランプも昔定番だったイエローになっています。

 そのほか、サスペンション、ルーフラック、スポットライトなどと合わせて「デコレーションセット」とうたわれていましたが、市販化は未定です。

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Writer: 近藤 英嗣

新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。

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