一番売れている「軽自動車の“王様”」はどれ?「23ヵ月連続ナンバーワン」も! 2024年「“軽”販売ランキング」トップ3

全軽自協から2024年6月分の「軽四輪車 通称名別 新車販売速報」が発表され、注目されているクルマが明らかになりました。今回は2024年6月の軽自動車部門で、新車販売台数トップ3にランクインしたクルマを紹介します。

大人気な「軽自動車」トップ3とは?

 昨今のクルマ事情において、軽自動車はその経済性と利便性から多くのユーザーに支持されています。
 
 そんななか全軽自協(全国軽自動車協会連合会)は2024年6月分の「軽四輪車 通称名別 新車販売速報」を発表し、注目されているクルマが明らかになりました。
 
 今回は2024年6月の軽自動車部門で、新車販売台数トップ3にランクインしたクルマを紹介します。

大人気な軽自動車トップ3とは?
大人気な軽自動車トップ3とは?

●第3位 ダイハツ「タント」(販売台数:6174台)

 タントはダイハツが誇るスーパーハイト軽ワゴンで、初代モデルは2003年にデビュー。

 デビューした2003年当時、FFの軽自動車としては異例ともいえるこれまでにない広大な室内空間を実現し、スーパーハイト軽ワゴンブームの火付け役として大きな注目を集めました。

 現行モデルの4代目は2019年に登場し、2022年にはマイナーチェンジが施されています。

 この4代目では世界初となる運転席スーパースライド機構を採用するなど、タント独自の便利さ、新しい使い方を提供しています。

 またマイナーチェンジでは特にエクステリアデザインを大きく変更。

 なかでも「カスタム」グレードでは、メッキパーツを多く採用され、存在感と引き締まり感が強まりました。

 パワートレインは660cc直列3気筒エンジンの自然吸気とターボの2パターンを設定。

 グレードは「ベース」グレードは3種類、「カスタム」グレードには2種類用意され、各モデル駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。

 価格(消費税込、以下同)は135万3000円から183万7000円で、2024年6月度における新車販売台数は1万1933台を記録。

 前月の6174台から大幅に販売台数が増えています。

●第2位 スズキ「スペーシア」(販売台数:1万2425台)

 スペーシアはスズキのスーパーハイト軽ワゴンで、初代モデルは2013年にデビュー。

 当時、室内の広さやスライドドアの利便性に加え、機能・燃費・価格のバランスの良さが好評となり、注目を集めました。

 そして現行モデルの3代目は2023年に登場し、先代に引き続き、標準仕様のスペーシアとスペーシアカスタムを設定。

 エクステリアは頑丈で大容量のコンテナをモチーフとしたデザインを採用しつつ、標準仕様は、親しみやすく優しい印象のスタイリングが特徴なのに対し、スペーシアカスタムは、メッキとツヤのあるブラックを組み合わせた大型フロントグリルをはじめ、上質感と存在感を表現しています。

 またインテリアは標準仕様ではブラウンやグレーを基調としているのに対し、スペーシアカスタムは、ブラックを基調としたものになっており、差別化が図られています。

 パワートレインは660cc直列3気筒エンジンの自然吸気とターボの2パターンを設定。

 また全車にマイルドハイブリッドが標準搭載されており、各モデル駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。

 価格はスペーシアが153万100円から182万4900円、スペーシアカスタムは180万1800円から219万3400円です。

 新車販売台数に関して、2024年6月度は1万2425台を記録。

 なお前月は1万5160台とホンダ「N-BOX」を抜き、23ヵ月ぶりに1位へ返り咲いたものの、2735台減で首位陥落となりました。

●第1位 ホンダ「N-BOX」(販売台数:1万6803台)

 N-BOXはホンダのスーパーハイト軽ワゴンで、初代モデルは2011年にデビュー。

「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトにファミリーカーの新たなスタンダードを目指し開発されたといいます。

 そして現行モデルとなる3代目は2023年に登場。

 エクステリアは代々受け継がれてきたデザインをキープしつつ、シームレスかつモダンな最新のホンダデザインが盛り込まれています。

 インテリアも軽乗用車最大級の広い室内空間や視認性も維持しつつ、よりシンプルなデザインとなりました。

 またホンダの軽自動車として初の「ホンダコネクト」が搭載され、ユーザーの安全性と快適性を向上させています。

 ほかにも先進技術として「ホンダセンシング」が標準装備されることとなりました。

 グレードは標準モデルのN-BOXと「N-BOXカスタム」が設定。
 
 パワートレインは660cc直列3気筒自然吸気エンジンと、N-BOXカスタムではターボも用意されています。

 また各モデル駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。

 価格はN-BOXは164万8900円から196万5000円、N-BOXカスタムは184万9100円から236万2800円です。

 新車販売台数に関して、2024年6月度は1万6803台を記録。

 なお前月はスズキ「スペーシア」に抜かれたものの、2022年5月から23ヵ月間ずっと新車販売台数1位を誇っており、今回再び1位となり首位を奪還しました。

【画像】「えっ…!」これが「人気ナンバーワンの軽自動車」です!(50枚以上)

トヨタが提案する救急車発見技術がスゴすぎる!

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. スーパーハイトっていうの?ワゴンRが最初で火付け役だと思いますが、違いますか?

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー