4980万円! 新型「和製スーパーカー」実車公開! 全長4.6mの近未来モデル発売!? 限定50台の国産車「VEGA」とは
GREEN×EXPO2027の1000日前イベントに、画期的なデザインの新型スーパーカーが展示されました。現地での反応はどのようなものだったのでしょうか。
価格3800万円! 初期生産の5台だけは4980万円!? VEGAとは
日本の自動車メーカーから登場したスーパーカーといえばホンダ「NSX」やレクサス「LFA」などが挙げられますが、どちらもすでに生産終了しています。
そんな中で新たな「和製スーパーカー」が2024年に登場すると言います。
神奈川県横浜市では、2024年6月22日、23日の2日間で、2027年に開催予定の国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」の1000日前を迎える特別PRイベントが行われました。
GREEN×EXPO 2027は、環境に優しい社会の実現や、福祉の強化、地域・経済の創造を通し幸せな暮らしの実現を目指すためのイベントです。
このGREEN×EXPO 2027の1000日前イベントにおいて、J-BEVUが新たなコンセプトカーを展示しました。
千葉県に本社を置いているJ-BEVUは、FRPの製造に力をいれています。
そんなJ-BEVUが新たに開発した「VEGA」は、他に類を見ない個性的なデザインで注目を集めました。
デザインに加え、もうひとつの特徴はそのサイズです。全長4660mm×全幅1960mm×全高1185mmとかなり大きめに設定されています。
これについて、J-BEVU担当者は次のように話します。
「当初はVEGAの全高は5m、全福は2mとよりビッグサイズに設定されていました。
しかし、先日とあるイベントに出展した際に、『道幅に余裕の無い日本国内では不安が残る』と指摘を受けたため、全幅を狭め車高を上げました。
今後もイベント等に展示し、フィードバックを反映させ、より良いもの作りが出来ればと考えております」
このように、サイズが大きいVEGAですが、乗降時や駐車場に収まることがしっかりと考慮されているようです。
加えて、車両重量はJ-BEVUの強みであるFRPを利用して軽量化を図り、約1700kgに抑えられています。
トランスミッション方式 は8速DCT で、ブレーキはFブレーキ方式 、Rブレーキ方式ともにディスクとなっています。
駆動方式 はミッドシップ、最高出力は500馬力です。
そして、ボディは近未来を連想させるような斬新なデザインになっており、これはカロッツェリアに在籍していた某有名デザイナーのラフスケッチをもとにデザインされたとのことでした。
そんなVEGAの誕生経緯について、J-BEVUの担当者は次のように話しています。
「自動車大国である我が国日本は、内燃機関を搭載した大衆車においては世界トップクラスのレベルを誇っていますが、一方でハイパーカーやEVスポーツメーカーの世界では、日本メーカーの活躍は芳しくありません。
EVの勢いが高まっている現在、ガソリン車だけでは日本メーカーが生き残るのは難しいかもしれない。
そこで、我々は国産のEVスポーツカーを開発できないかと考え、VEGAの開発に着手しました」
このような経緯で誕生したVEGAですが、展示会場では、デザインに注目する声が多く、「近未来的ですごい」「未来に行けそう」などといった反響が多く寄せられていました。
また、小さい子どもからは「アニメに出てきそう」といった感想があがっていた他、「車高の低さが印象的だった」といった声も集まっていました。
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まるで未来の空飛ぶクルマのような見た目をしたVEGAですが、生産台数は全世界50台限定となっており、現在は予約受付中です。価格は3800万円となっていますが、初期生産の5台だけは4980万円に設定されています。
初期生産の5台受注後、2024年10月のジャパンモビリティーショーに合わせて一般受付開始予定。インターネットにて頭金無し先着順(順位転売可)となるようです。
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