ホンダ最上級「“3列シート”ミニバン」に“駆け込み”問い合わせ急増!「まだ買えますか?」「一部改良したばかりなのに…」と衝撃走る! すでに“一部モデル”は完売!? 販売店で聞いた「オデッセイ」現在のリアルな状況とは!
2025年11月に一部改良を行ったばかりのホンダ「オデッセイ」が2026年度内に販売を終了すると、一部の新聞などで報じられました。ユーザーからの反響について、首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
ホンダ最上級「“3列シート”ミニバン」に“駆け込み”問い合わせ急増!
ホンダの「オデッセイ」は、2025年11月に一部改良を行ったばかりですが、一部の新聞などが「2026年度内に販売を終了する」と報じて、にわかに注目を集めています。
この衝撃的なニュースに対し寄せられたユーザーからの反響などについて、首都圏のホンダディーラーに話を聞きました。
1994年10月、「1BOXカーの広い空間とセダンの快適さや走行性能を合わせ持つ新しいコンセプト」を持った、初代オデッセイがデビューしました。当時のホンダが提唱した「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」の第1弾という位置づけでした。
1994年といえば、ミニバンはどちらかというとマイナーな存在であり、スバル「レガシィツーリングワゴン」を筆頭にステーションワゴンが人気でした。
しかし、初代オデッセイが人気を博すようになると、「ミニバン」というカテゴリーのクルマの快適性や室内空間の広さが支持されるようになり、大ヒット作となっていったのです。
その後、1999年12月に2代目にフルモデルチェンジされ、2003年10月に3代目、2008年10月に4代目、2013年10月に現行モデルにあたる5代目へと進化を果たします。

歴代のオデッセイは4年から5年おきにフルモデルチェンジを行ってきましたが、現行型の5代目はデビューからすでに12年を経過するほどのロングセラーモデルです。
5代目オデッセイは、3列すべてが広く快適で、上質な室内空間と走行性能を今までにない高い次元で両立した上級ミニバンを目指し開発されています。
しかし、2021年12月には歴代のオデッセイが生産されていたホンダ狭山工場の閉鎖にともなって日本仕様の生産が終了し、27年におよぶ国内の歴史に幕を閉じたのです。
それから1年半後の2023年4月、ホンダ公式サイトにおいてオデッセイの国内販売の再開が発表されます。
ただし、国内生産ではなく広汽本田汽車(中国)から輸入される初のホンダ車として復活を遂げ、現在にいたります。
オデッセイのボディサイズは、全長4860mm×全幅1820mm×全高1695mm、ホイールベース2900mmと、歴代のオデッセイと同様に低重心プロポーションを特徴としています。
パワートレインは、最高出力145馬力を誇る2リッターi-VTECエンジンと、2モーターハイブリッドを組み合わせた「e:HEV」を採用しています。
なお、モーターは最高出力184馬力、最大トルク315Nmを発揮し、燃費(WLTCモード)は19.9km/L~20.0km/Lです。
トランスミッションは電気式無段変速機、駆動方式は2WD(FF)です。
低重心プロポーションをキープしつつも、現行型からは子育て世代にとって重要なポイントといえるパワースライドドアを左右に標準装備している点にも注目です。
また、先進安全運転支援システム「Honda SENSING」には、衝突軽減ブレーキや踏み間違い衝突軽減システム、アダプティブクルーズコントロールなどの主要機能を搭載しています。
直近の2025年11月6日には一部改良を実施したばかりです。
このときの一部改良では、多くのユーザーからリクエストがあったという2列目大型ロールサンシェードを全グレードに標準装備。
また、日本初投入となる新色のボディカラー「ダイヤモンドダスト・パール(メーカーオプション/有償色)」を、e:HEV アブソルート・EXブラックエディションに追加し、各タイプのカラーラインアップも一部変更されています。
そんなオデッセイの現在の車両価格(消費税込)は508万6400円から545万500円となっています。
2026年6月、オデッセイが同年度内に販売を終了するという報道が流れました。その理由は販売不振によるものだといいます。
2024年の販売台数はおよそ1万2000台、2025年にいたっては約8000台と、トヨタ「アルファード」の1か月の販売台数と同じくらいとあっては、この決断は致し方ないのかもしれません。
とはいえ、一部改良からわずか7か月後の販売終了のアナウンスに驚いたり、複雑な心境になるユーザーもいたことでしょう。
そんなユーザーの反響について、2026年6月下旬に首都圏のホンダディーラーに問い合わせてみました。
「オデッセイが年度内で販売終了の報道が出て以来『まだ買えますか』といったお問い合わせが増えました。グレードやボディカラーなどによっては在庫がないモデルもあります。
最上級グレードの『e:HEV アブソルート EXブラックエディション』はまだご注文可能ですが、『e:HEV アブソルートEX』と『e:HEV アブソルート』は在庫がありません」
他のホンダディーラーにも聞いてみました。
「オデッセイの販売終了は報道のとおりです。
オデッセイは指名買いのお客様が多い反面、もっとも安いグレードでも500万円からとだいぶ高額になってしまったのと、他社さんのミニバンよりも設計が古く、なおかつ中国からの輸入車というイメージも影響しているのか、販売台数が落ち込んでいたのは事実です。
今後は、新規のご注文がお受けできないため、各販売店の在庫車のなかからご希望の仕様を選んでいただく形となります。すでにエントリーモデルの『e:HEV アブソルート』は在庫がありません。他のグレードについても、選択肢が少しずつ限られてきております。
新車のオデッセイをどうしても手に入れておきたいというお客様は、お早めのお問い合わせをお待ちしております」
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クリエイティブムーバー(生活創造車)の第一弾として初代オデッセイがデビューしてから32年。その間にクルマを取り巻く環境は大きく変わりました。
6代目となるオデッセイが復活するかは未知数ですが、新車のオデッセイを購入できる期間が残りわずかなのは確かなようです。
迷っているとしたら、次の休みに一度近くのディーラーに問い合わせてみるのが良いかもしれません。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。















































