「すげえ」巨大アーチ橋が超高速でニョキニョキ!? 新東名の工事現場「迫力映像」が話題に 圧巻の「日本最大級」建設進む“最後の未開通区間”
NEXCO中日本は2024年7月3日、新東名の工事現場「河内川橋(仮称)」が着々とできあがっていく様子を「超高速タイムラプス」で紹介した動画を公開しました。
いよいよ「残り1区間」の現在
NEXCO中日本は2024年7月3日、新東名の工事現場「河内川橋(仮称)」が着々とできあがっていく様子を「早回し」した動画をSNSで公開しました。
動画では、谷間にそびえ立つ2本の巨大橋脚から、ニョキニョキと水平方向に橋桁が伸びていく様子が、超高速のタイムラプス動画になっています。
新東名高速道路は、最後の未開通区間「新秦野IC~新御殿場IC」の工事が進行中。この約25kmが完成すれば、ついに新東名が全通を果たします。
この区間は「高松トンネル」(延長約2900m)など大工事の箇所がいくつもあります。その中で、目に見える工事現場のハイライトとなっているのが、山北スマートICの東側で建設中の河内川橋です。
河内川橋は巨大なアーチ橋で、道路部分の下にアーチ構造があるタイプです。よくある「ひとつのアーチで両端をむすぶ」ものではなく、橋の中央部の橋脚から両方向へアーチが伸びていく「バランスドアーチ」が採用されています。
河内川橋はその「バランスドアーチ橋」では日本最大級となります。橋の長さは771m、2本のアーチ部橋脚の間隔は220m。道路と川の水面は最大120m離れています。
この工事現場は、並行する東名高速から至近距離にあるため、巨大な「やじろべえ」のように、橋脚から徐々に橋桁が伸びていく様子を、東名の車窓から楽しむこともできます。
さて、今回動画を投稿したのは、NEXCOのSNSアカウント「新東名建設」です。
「最盛期工事のタイムラプスをお届けします。約1年半で工事がどんどん進んでいます。完成に向け、毎日安全第一で作業しています」(投稿より)
毎日眺めても少しずつの変化を感じ取ることは難しいですが、投稿された超高速タイムラプス動画では、35秒のあいだに2本の「やじろべえ」が、互いにつながりそうなくらいまで伸びていく、圧巻の様子が収められています。
投稿には早速コメントが寄せられ「これこの間(現場を)みた!この規模の作りかけの橋をみることってなかなかないから興奮しちゃった〜」「すげえ」などの声が寄せられています。
建設業者の皆さん、暑い中軟弱地盤の工事お疲れ様です。
惜しむらくは、馬と鹿の政党と作家のせいで、3車線が2車線に削られたことです。
目先の省益の為に、未来を見据えなかった罪はあまりにも大きいです。