ライドシェア「雨降ったら臨時でOK」に規制緩和へ! “5mm以上の雨予報”で思わぬ臨時収入も!? “時間規制ガチガチ問題”を一部脱却
国土交通省は2024年6月28日、部分解禁されたライドシェアについて、内容を一部変更し「雨が降っている日」に対応するべく規制緩和すると発表しました。
4月に始まった「時間帯ガチガチ限定」なライドシェア
国土交通省は2024年6月28日、部分解禁されたライドシェアについて、内容を一部変更し「雨が降っている日」に対応するべく規制緩和すると発表しました。
ことし4月に一部解禁されたライドシェアは、個人のクルマと個人のドライバーが、事前にタクシー会社と契約しておくことで、都市と時間帯を限定して、有償で客を乗せてもいいとした制度です。
たとえば、東京23区・武蔵野市・三鷹市の場合、平日は7時台~11時台まで。金曜日はさらに夕方16時台~19時台も追加されます。
今回、その限定時間帯だけでなく、「雨予報が出れば、その雨が降りそうな時間帯」でも営業可能になります。
この変更は7月1日から。東京23区・横浜・川崎・名古屋・京都・札幌・仙台・さいたま市・千葉・大阪・神戸・広島・福岡が対象です。
具体的には、「24時間先までの降水量の予報」において「1時間5mm以上」とされた場合、「その時間帯の前後1時間を含めた時間帯」が営業可能となります。
たとえば、今が夜19時だったとして、翌日の12時台~14時台に5mm以上の雨が降り続けると予報された場合、11時台~15時台に臨時でライドシェアの仕事が舞い込むことがあるというわけです。
なお、5mm以上の雨が1時間だけしか降らない場合は、特別に前後含め最大4時間まで可能となります。
また「もともと営業OKだった時間帯」にかぶって雨が降る場合は、「営業可能なライドシェア台数を2倍に拡張する」ことが可能となります。
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この対応は、開始後の現状をふまえ、雨が降ると急にタクシー需要が高まって、ライドシェアがパンク寸前になっている状況を打開するためとしています。
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