最新「スピード取り締まり」がヤバい! パトカー見える前に“一網打尽”!? 恐怖の「おいでおいで作戦」&「いないいない作戦」の正体とは!
おいでおいで作戦と最新レーダーパトカーに「傾向と対策」はあるのか
玉さんによると、国道230号の定山渓で検挙されるクルマの多くは地元ナンバーですが、一方で印象的なのは地元ナンバー以外のクルマだといいます。
滅多に見かけない本州ナンバーをはじめ、道内の地方ナンバーや観光客のレンタカー、それに初心者マークの付いたクルマの検挙が目につくとのこと。
また、2台以上の速いクルマが連なって走っている場合は基本的には先頭車両が検挙され、2台目以降のクルマは速度に差が無くても検挙されないようでした。
おいでおいで作戦の対策は、どのようなことがあるのでしょうか。当然ですが法定速度を守ることです。
制限速度付近で走っていると後続車にあおられることもありますが、その場合は安全な場所で先頭を譲ると良いでしょう。前述の通り、検挙される確率が高いのは先頭車両です。
また最新レーダーパトカーに搭載されたJMA-401が発するレーダーは、現在発売中のレーダー探知機で直接的に探知することはできません。
しかしレーダー探知機やオービスアプリには、 レーダーパトカーなどがよく待機している主な取り締まりポイントが登録されています。全て網羅されてはいないものの、大いに参考になるはずです。
さらに地域にもよりますが、各警察のウェブサイトで取り締まり重点情報を事前に確認できる場合があるようです。
ラジオ放送やSNSでも時々タイムリーな情報をキャッチできることもあるので、遠出するときにはいろんなところにアンテナを立てておくといいかもしれません。
このおいでおいで作戦に限らず、普段レーダーパトカー(レーパト)が良く取締りをおこなっている場所で「今日はいないから大丈夫」と思って加速すると、いつの間にか覆面パトカーが後ろの死角に忍び寄ってくるという、通称「“レーパト”いないいない作戦」という取り締まりもあり、意表を付かれたドライバーが次々覆面パトカーに追われるということもあるようです。
ドライバーは、どこでも取り締まりが行われることを意識し、絶えず安全運転を心がける必要があり、そのためにも様々な取り締まりの知識をインプットしておいて損はないと思います。
Writer: オービスガイド 大須賀克巳
2008年よりドライバーのための情報を共有するネットワーク作りにとりかかり、現在は「オービスガイド」(アプリ・WEB)を開発と運営。
北海道から沖縄まで、全国全てのオービスを定期的に現地調査。今後も取締り情報に限らず、車に乗る人が安全で快適に、楽しく運転できる仕組みを作りたいと日々奔走している。
「おいでおいて作戦」って何だろ…
方言か何か?
この記事を書いた人は、レーザー方式の計測方法を全く理解していない。
レーダー方式は厳密な設置角度が要求されますが、レーザー方式は綿密な角度は要求されません。