日産「シルビア」復活する!? “アツい走り”実現する「新型シルビア」待望論! クルマ好きが待ち望む「理由」とは
ハチロク/BRZのようなクルマは日産こそ真っ先につくるべきだった!
パワーユニットは内燃機関(ICE)でなくてもかまいません。電動パワートレーンでもなんでもいいので、驚くほどの速さはなくても、それなりに速さを味わえれば十分です。
その点、日産にはe-POWERがあります。実際の話、e-POWERの「ノートオーラ NISIMO」でサーキット走行をたしなむ人は少なくないそうです。
エンジンのメンテナンスがICEほどシビアでないのであまりお金がかからず、瞬発力もあるので、小~中規模のサーキットなら十分すぎるほど楽しめるところが好評なのだそうです。
それを後輪駆動にすれば、どれだけ楽しいクルマになることか。ドリフト走行だって、モーターのトルクとリニアな加速で、よりテールスライドをコントロールしやすいわけですから、ICEよりも楽しく走れそうな気もします。
とくに、「エクストレイル」に搭載された、VCターボとの組み合わせは、より瞬発力もあるしパワフルで吹け上がりもスムーズで好印象です。
もしくは、VCターボエンジンそのものを発電機ではなく動力源として使うという手もあるし、逆に完全なBEV(バッテリーEV:電気自動車)というのも日産なら大いにありでしょう。
どんなアプローチでもいいので、MAXで200馬力と250Nmぐらいあれば十分かなと思います。
プラットフォームをどう調達するかという問題もありますが、後輪駆動なら、フェアレディZや「スカイライン」に使っている、FR-Lプラットフォームをスケールダウンするという手はあるかと思います。
基本設計が古くてもチューニングでここまでよいものにできることを、最新のRZ34型フェアレディZは証明しました。
もしくは、いまや世界中でBEVは後輪駆動にスイッチしている傾向なので、日産も将来を見越して、後輪駆動向けBEV用の小型プラットフォームを開発するとか、アリア用のBEV用プラットフォームを後輪駆動向けにアレンジするなどして調達すれば、できないことはないように思います。
とにかく多くの人が待ち望んでいるのは、シルビアの再来です。
かつてあれほどシルビアを大成功させた日産ならできないはずはありません。あとは日産が「やる気スイッチ」を押してくれることに期待するだけです。
すごいですね!