日産「シルビア」復活する!? “アツい走り”実現する「新型シルビア」待望論! クルマ好きが待ち望む「理由」とは

たびたび話題になるのが、日産のスポーティクーペ「シルビア」の復活ですが、果たして現実に新型シルビアは出るのでしょうか。考察します。

日産は本来「アツい走り」のメーカーではなかったのか!?

 日産「シルビア」は、流麗なフォルムとスポーティな後輪駆動の走りを兼ね備えた人気のクーペモデルでしたが、2002年に絶版となっています。
 
 しかし日産ファンのあいだでは、常に復活についての熱い議論が交わされています。果たして新型シルビアの登場はあるのでしょうか。

次期「シルビア」を待ち望む日産ファンの声は多い![写真は日産のコンセプトカー「フォーリア」]
次期「シルビア」を待ち望む日産ファンの声は多い![写真は日産のコンセプトカー「フォーリア」]

 2024年3月に日産自動車が発表した、価値、競争力、収益性を向上させる経営計画「The Arc」では、新型車の投入、電動化の推進、開発・生産方式の革新、新技術の採用や戦略的パートナーシップなどで構成される本計画により、販売台数の増加と収益性の向上を目指すとしていました。

 市販車については、2026年度までの中期の取り組みにおいて、16車種の電動車両を含む30車種の新型車を投入し、内燃機関(ICE)車の乗用車ラインナップの60%を刷新する旨を明らかにしました。

 その中には、多くのクルマ好きがかねてより期待しているようなクルマの情報は、どうやらなかったように見受けられます。それはどういうクルマなのかは、いわずもがな“シルビア”の再来です。

 ご存じのとおりシルビアは、1988年に発売されたS13型(5代目)が一世を風靡し、その後、S14、S15と進化して、2002年8月に生産終了となりました。

 あるのが当たり前になっていた我々にとって、いざなくなると無性に物足りなく感じられて、あらためてその存在の大きさに気づかされたものでした。

 以降これまでモーターショーの出展車でも、それらしきコンセプトカーはなかったわけではありませんが、市販化が見込まれる有力な情報はいまのところありません。

 そうこうしている間に、トヨタとスバルは共同開発した「GR86」と「BRZ」を送り出し、フルモデルチェンジも経験しました。あるいは毛色は少々違いますが、マツダは「ロードスター」を大切に育みつづけてずっと新鮮味を保っています。

 そんな彼らのライバルを、日産こそ出すべきだと思いませんか。

 かつての日産は、クルマ好きにとってもっとも身近なメーカーだったと思います。

 もちろん走りへのこだわりはいまでもハンパなく、ご存じのとおり日産には「GT-R」や「フェアレディZ」といった、もっと上級のスポーツカーはありますが、いかんせん手の届く人は限られます。

 しかも発売されても注文できないなんて、おかしな状況も起こっています。

 そうではなく、多くの人が期待しているのは、手頃な価格とサイズで適度なパワーの後輪駆動のスポーツカーです。まさしくGR86やBRZの対抗馬であり、まさしくシルビアの再来なのです。

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1件のコメント

  1. すごいですね!

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