2.1リッターエンジンで「500馬力」オーバーの“トヨタ車”! ド迫力の「カローラクロス」初公開へ! めちゃゴツい「超大型エアロ」も採用した“ワイド仕様”が伯国に登場!
2025年6月9日、トヨタのブラジル法人はド迫力の「カローラクロス」を自動車イベントにて一般公開すると発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
2.1リッターエンジンで「500馬力」超えの“トヨタ車”!
2025年6月9日、トヨタのブラジル法人は500馬力以上を発揮する「カローラクロス」を、現地で開催される自動車イベントにて一般公開すると発表しました。
これは一体どのようなクルマなのでしょうか。

今回発表された特別なカローラクロスは、ストックカー・ブラジル選手権プロシリーズ2025における競技車両です。
ストックカーとは、市販車の外観を模したレーシングカーで争われる、南米最大級のモータースポーツカテゴリー。
これまでトヨタは同イベントに「カローラ(セダン)」で参戦していましたが、2025年シーズンから技術規定が大幅に変更されたため、SUVであるカローラクロスで参戦することになったのです。
こうして発表された競技車両のカローラクロスを見ると、ライトやグリルには市販車の面影を残しつつも、新設計の鋼管パイプフレームにカーボンファイバーやケブラーなどを組み合わせ、複合素材のワイドボディを採用。
軽量化と高剛性を高い次元で両立し、市販のカローラクロスとはまったく別の仕様となっています。
またさらに、大型のリアウイング、ディフューザー、吸気口を各所に設け、レーシングカーらしい外観に仕上げながら、走行時の安定性と冷却性能も向上させました。
パワーユニットには、新開発の2.1リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。
6速シーケンシャル式セミオートマチックと組み合わせ、500馬力を上回る最高出力を発揮します。
くわえて最新のコネクティビティシステムも搭載されており、各種センサーを通じて車両の状態をリアルタイムでモニタリングすることが可能。
今後は車載カメラを活用した360度映像の配信など、観客向けの新しい観戦体験の提供も検討されています。
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モータースポーツに新たに参戦するため、競技車両として姿を現したカローラクロス。
市販車から大きく仕様が変更され、従来の面影を残しつつも、もはやカローラクロスとは思えないほどの変貌を遂げました。
現地のGAZOO Racingプロジェクトの責任者は、今回の一般公開に関して、「スピードと革新への情熱を、サーキット内外でどのようにカタチにしているのかを間近で体感いただける絶好の機会です」と語っています。
Writer: パワーボム
関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。


































