上から音が降ってくる!? 車内で迫力の映画サウンド! 最新のクルマ音響空間をOTOTEN2024で体験
ホームシアターならぬカーシアター!「新感覚立体音響システム」を実現したパイオニアの「Sound Experience Car」
パイオニアは、OTOTEN2024にトヨタ ハイエーススーパーハイルーフをベースとしたデモカー「Sound Experience Car」を展示していました。
このデモカー車内では、カーオーディオ用のスピーカー、サブウーファーにホーム用の11.4ch AVアンプ「VSA-LX805」が組み合わされた本イベント限定の「新感覚立体音響システム」が構築されており、パイオニアがもつカー用品機器とホーム用機器の特別なコラボによる試聴体験がおこなえるようになっていました。
コンテンツは音楽LIVE、落語などが試聴できるようになっており、今回は「瞬間没入飛行体験」が味わえるという映画のワンシーンを体験。車両中央の後方向きに装着されたレカロシートに座り、大画面のスクリーンを見ながらの試聴となりましたが、クルマの車内にいるとは思えない、周囲から音に包まれるようなホームシアターならぬ”カーシアター”の雰囲気が味わえる貴重な体験をすることができました。
まさにリビングルームの聴き心地! レクサスLM「“マークレビンソン” リファレンス 3Dサラウンド サウンドシステム」
ハーマンインターナショナルは、長年培ったアンプとスピーカーの技術を結集し、各車両の形状や構造に合わせメーカーと共に作り込まれた純正オーディオの魅力を紹介するという形で、マークレビンソンのサウンドシステムが搭載されたレクサス「LM」の展示を行いました。
LMに搭載されている「“マークレビンソン”リファレンス3Dサラウンド サウンドシステム」は、EXECUTIVE(4人乗り)仕様では車両中央のパーティションに装着される後席乗員に向けた3つの10cmユニットを含めた計23個のスピーカーで構築されており、会場では実際に組み込まれているスピーカーやウーファーユニットの実物展示もおこなわれ、ユニットが直接目で見て比べられるようになっていました。
試聴は後席に座った状態で、計5曲の音楽を体験しました。ドライバー席に座る説明員が前席と後席を区切るパーティションを閉めると、音楽が鳴る前のクルマ自体の静粛性の高さにまず驚かされます。
シーンと静まった車内から音楽が鳴り始めると、その穏やかで広大な車内空間に合わさった耳なじみがとても良いサウンド環境が広がります。スピーカーの数がとても多いシステム構成となっていますが、ユニット個別での音源位置が気になることは全くなく、特にクラシックやJazzとのマッチングの良さを体験することができました。
快適なシートに身を任せながら、長時間の移動でも「聴き疲れ」することのない形で構築されたシステムの方向性は、さすがその車種に合わせたキャラクターでメーカーと共に開発した製品だな、という印象を抱きました。
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