名車復活!? 新型「“全長4m級”スポーツカー」日本導入か! 斬新な“X”ライト&旧車デザイン! ブースト機能つき「A290」がカッコいい!
アルピーヌジャポンは、2024年6月21日にアルピーヌ「A290」の日本導入を検討していることを発表しました。
ルノー初のEV「A290」の日本導入を検討
2024年6月21日にアルピーヌジャポンは、同月13日のル・マン24時間レース会場にて、世界初公開されたアルピーヌ「A290」の日本導入を検討していることを発表しました。
アルピーヌは、主にルノー車をベースにしたスポーツモデルを展開しているフランスの自動車メーカーです。
数あるラインナップのなかで今回のA290は、ブランド初のEVでありながら、パフォーマンス、俊敏性、軽さを備えたスポーツモデルとされています。
ボディサイズは全長3990mm×全高1520mm×全幅1820mmで、ホイールベースは2530mm、車両重量は1479kgです。
エクステリアは全体的にかつてアルピーヌが手掛けたルノー「5(サンク)ターボ」を彷彿とさせる要素を取り入れています。
フロントフェイスには精悍な小型ライトと、ラリーで活躍した5ターボに似た大型ドライビングランプ風のX字シグネチャーランプを採用。
ボディサイドはエッジの効いたスタイリングで、前方に傾斜したボンネットやブリスターフェンダー、リアドアのインテーク風デザインや縦型のテールランプなど、5ターボをオマージュしています。
リア周りも同様に、テールゲートに配置された縦型テールランプが5ターボ風ですが、バンパー下部はブラックアウトし、アルピーヌのテーマカラーであるブルーのアクセントが施されています。
インテリアは直線的で洗練されたデザインで、液晶メーターから連続する大型インフォテインメントシステムやスイッチ式シフトが採用され、先進的でデジタルな世界観が表現されています。
また、F1をイメージしたデザインのステアリングには「OV(オーバーテイク)」ボタンがあり、10秒間性能をフル開放するブースト機能も備えています。
シートはブルーとライトグレーのコンビネーションで、ナッパレザー素材を使用し、ホワイトのダブルステッチが施されています。
センターコンソールも同様のコーディネートで、プレミアムな仕上がりとなっています。
グレードはエントリーモデルの「GT」と「GTプレミアム」、ハイパフォーマンスモデルの「GT パフォーマンス」と「GTS」を設定。
パワートレインに関して、GTとGTプレミアムは最高出力180馬力・最大トルク285Nm、GTパフォーマンスとGTSは最高出力220馬力・最大トルク300Nmを誇るモーターを搭載。
車両重量は1479kgにおさえられ、180馬力仕様では最高速度160km、0-100km/h加速7.4秒。
220馬力仕様では最高速度170km 、0-100km/h加速6.4秒と、カテゴリートップクラスのスペックを有します。
なおかつ最小回転半径は5.1mで、Bセグメント車としては十分以上の性能と汎用性を誇っています。
またバッテリー容量は52kWhのものを採用し、一充電走行距離(WLTPモード)は380km。
そのほか30分で15%から80%まで充電可能な急速充電やV2G双方向充電など、EVとしての性能も確保されています。
A290はフランス国内で生産され、モーターやバッテリーも同様にフランスで生産されます。
今回日本への導入検討が発表されましたが、導入時期や価格など詳細は未定です。
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