5速MT設定! スズキ「“斬新”オシャレ軽トラ」がカッコイイ! 精悍「黒すぎ顔」×超「タフワイルド」デカール装備! カジュアルすぎる軽トラとは

軽トラックの定番であるスズキ「キャリイ」シリーズに、個人ユーザーでも親しみやすいカジュアルな仕様が存在します。どのようなモデルなのでしょうか。

オシャレすぎる「キャリイ」がカッコイイ!

 スズキ「キャリイ」シリーズは、1961年に登場以来、農業などの商用ニーズにおいて、軽トラックの定番として高い人気を誇ります。
 
 いっぽうで、個人ユーザーでも親しみやすいデザインや機能を持つモデルも存在しています。

めちゃカジュアルな「軽トラ」!?
めちゃカジュアルな「軽トラ」!?

 キャンプブームなどにより、近年ではアウトドアレジャーが一般化しました。

 そうしたことから、従来では配送業務などの商用ニーズをメインターゲットとしてきた商用バンや軽トラックが、一般ユーザーにも浸透。

 積載性や信頼性だけでなく、市販のカスタムパーツによる拡張性が高いから、アウトドアなどで利便性を発揮するといいます。

 軽トラックも同様に、高い悪路走破性や積載性を持つことからアウトドアユーザーにも注目されており、個人ユーザーで購入する人も少なくありません。

 このような個人ユーザー需要も視野に入れ、室内空間を拡張し快適性を向上したモデルが「スーパーキャリイ」です。

 現行モデルは2018年5月に発売。11代目キャリイをベースにしており、高い燃費性能や先進運転機能「デュアルカメラブレーキサポート」の採用などはそのままに、120mmのハイルーフ化とキャビン(居住部)を460mm延長することで、室内空間を拡大しました。

 これに伴って運転席のシートスライドが可能になり、180mmのスライドが可能。軽トラックNo.1のスライド量だといい、足元空間に余裕が生まれています。

 また、シートリクライニングも可能で40度可動することで、ちょっとした休憩や着替えなどもしやすくなっています。

 助手席も同様にスライドとリクライニング機能を備えているほか、前倒し機能を採用。背面にシートバックテーブルを装着しており、デスク作業や食事などに活用することが可能です。

 シート自体も座面にサイドサポートを設けて撥水加工を施すなど、座りやすさと機能性を両立しています。

 パワートレインは660ccエンジンに5速MTまたは4速ATを組み合わせ、駆動方式はFRに加え、2タイプの4WDを用意。スイッチ操作によるタイプと、レバー操作で高低速の選択とデフロックも可能なパートタイムタイプが設定されています。

 2023年12月には上級グレード「X LEDヘッドランプ装着車」をベースにアウトドアでも映える特別なカスタムを施した、「Xリミテッド」が新設定されました。

 エクステリアでは、ルーフ側面やドア、フロントバンパー後端からフロントのタイヤハウス後部にかけて専用デカールを貼付。

 梨地のようなざらついた表面仕上げのブラックで、ところどころにリベットのようなデザインも施されるなど、アクセントを与えました。

 なおスズキ広報部によると、この専用デカールは社内の若手デザイナーがデザインしたと言います。

 また、LEDヘッドライトは内部のインナー加飾をブラックに変更。フロントガーニッシュやフォグランプベゼルなどもブラック仕上げに変更され、統一感をもたせています。

 さらに、スチールホイールやドアハンドル、ドアミラーもブラックの仕上げとし、ベースとは一線を画すスタイリッシュな雰囲気に一変しました。

 ボディカラーには、「モスグレーメタリック」「シルキーシルバーメタリック」「クールカーキパールメタリック」「ブルーイッシュブラックパール3」「デニムブルーメタリック」の計5色をラインナップ。

 特にクールカーキパールメタリックはアウトドアにも映えるカラーで、専用デカールとも相まって無骨でミリタリーな雰囲気に一変。

 デニムブルーメタリックは名称の通りデニムのようなカジュアルなスタイルとなり、実用的な軽トラックのイメージからオシャレなクルマへと変化します。

※ ※ ※

 スーパーキャリイ Xリミテッドの価格(消費税込)は151万4700円から174万3500円に設定されています。

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