新生「コンパーノ」ほか、ダイハツが東京モーターショー出展概要を発表(画像10枚)
ダイハツが「東京モーターショー2017」の出展概要を発表しました。「コンパーノ」や「ミゼット」のDNAを継承する世界初公開車両などの出展を予定しています。
世界初公開4車種、日本初公開1車種
ダイハツは2017年10月6日(金)、東京ビッグサイトにて10月27日(金)から開催される「第45回東京モーターショー2017」への出展概要を発表しました。世界初公開4車種、日本初公開1車種のコンセプトモデルを出展する予定です。
●「DN プロカーゴ」(世界初、参考出品)
・1957(昭和32)年に発売された「ミゼット」の使い勝手の良さと高い拡張性を継承。
・女性やシニアでも乗り降りしやすい低床フラットフロアと、室内高1600mmでウォークスルー可能な室内大空間による高い作業性やサービス性。
・幅広い業種・用途に合わせ変化させられるバリエーション豊かなマルチユニットシステム(「デスクユニット」でモバイルオフィス、「クリニックユニット」で簡易診療所、パレットのリフターが付いた「ラックユニット」など)。
・EVユニットは「軽にふさわしいものを検討中」(ダイハツ)。
●「DN コンパーノ」(世界初、参考出品)
・1963(昭和38)年に発売した「コンパーノ」の、コンパクトながらスタイリッシュなデザイン思想を継承した、伸びやかで美しいシューティングラインを備えたスタイリング。
・前席を優先した、大人ふたりがゆったり過ごせる室内パッケージと、スポーティで上質感のあるインテリア。
・アクティブシニアに向けた、豊かなセカンドライフを彩るモデル。
・パワートレーンは1000ccターボ(1200ccハイブリッドも搭載可能)。なお、EVも視野に入れつつ今後開発の予定とのこと。
●「DN U-スペース」(世界初、参考出品)
・モダンプロダクト的なシンプルさをもった内外装。
・ハンズフリー機能を備えたBピラーラインの大開口前後スライドドア、助手席チップアップシートによる室内ウォークスルー、前席パノラマビューなどによる使い勝手の良さ。
・パワートレーンは660ccガソリンエンジン。
●「DN トレック」(世界初、参考出品)
・アクティブ、ファン、タフをテーマにした上質でコンパクトなスタイリングとインテリア。
・日常と趣味の両立を実現するアクティブビークル。
・パワートレーンは1200ccハイブリッド(1000ccターボも搭載可能)。
●「DN マルチシックス」(日本初、参考出品)
・使い勝手とプレミアム感を両立したコンパクト3列ミニバン。
・2列目シート間のウォークスルーにより、3列目シートのユーティリティを向上。
・パワートレーンは1500ccガソリンエンジン。
●そのほかの出品車両
<市販予定車>
・軽自動車:「ハイゼット カーゴ」(スマートアシストIII搭載)
<市販車>
・小型登録車:「ブーン シルク(特別色)」「トール カスタム(特別色)」「ブーン」「トール」
・軽自動車:「コペン ゼロ」「ミラ イース」「ムーヴ カスタム」「タント カスタム」「ムーヴ キャンバス」
・軽福祉車両:「タント ウェルカムシート」
今回の「東京モーターショー2017」についてダイハツは「2017年3月の創立110周年を期に刷新したグループスローガン『Light you up ~らしく、ともに、軽やかに~』を出展テーマに掲げる」とし、「今回出展するコンセプトカーでは、少子高齢化や働き方の多様化など身近に様々な社会課題・環境変化があるなか、お客様に最も近いブランドを目指すダイハツならではの視点から『軽やかに輝いた暮らし』を提案する」としています。
なお、参考出品車両の頭につく「DN」は「Daihatsu Newness」を意味するそうです。
【了】
提供:乗りものニュース