何もしてないのに「バッテリー上がり」した! 真夏の「突然のトラブル」どう防ぐ? いつか起こり得る「エンジンかからない」どう対処するのがOKか
エアコンだけじゃない 思わぬ「バッテリー上がり」の原因とは
このように、車のエアコンを多用する夏季は発電量と消費電力のバランスが崩れやすく、バッテリーのトラブルが発生しやすくなります。
さらに、夏季に酷使されたバッテリーの問題が、冬季に顕在化することもあります。
そのため、特に夏季にはエアコンなどの電装品の使用を控えめにすることが重要です。
バッテリーには寿命があり、一般的には2~3年とされていますが、使用状況によっては交換時期が早まることもあります。
1ヶ月に1度はバッテリーの状態を点検し、破損や劣化がないか確認することをおすすめします。
また、エアコンやカーステレオを同時に使用しながら渋滞などの「低速運転」が続くと、充電が追いつかずにバッテリーが上がってしまうこともあるでしょう。
比較的電力を消費する熱線ガラスやステレオの電源を切るなどの対策を講じ、バッテリー上がりを防いでください。
※ ※ ※
車のバッテリー上がりが発生した際の応急処置として、ジャンプスターターといわれる方法があります。
ブースターケーブルが必要になりますが、救援車にあたる他の車とブースターケーブルでバッテリー同士を接続し、バッテリーを復活させる方法です。
なお、国土交通省のWebサイトには、ケーブルを使用した対処法が以下のように詳しくまとめられています。
1.ブースタ・ケーブルを接続できる位置に救援車を止めて、エンジンを停止しておく
2.ブースタ・ケーブルを指定の順番で接続する
3.救援車のエンジンをかけ、回転数を少し上げておく
4.バッテリーが上がった車のエンジンをかける
5.エンジンがかかったら、ブースタ・ケーブルを接続したときと逆の順序で取り外す
6.エンジンの回転数を上げてスタートする
長距離ドライブの前には、必ずブースターケーブルを準備し、救援車のバッテリーとの接続方法を習得しておくことが重要です。
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TSUMUJI Writing Studio(木村)
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